46549617 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

みきまるの優待バリュー株日誌

みきまるの優待バリュー株日誌

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

みきまるファンド

みきまるファンド

Free Space

免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

Calendar

Favorite Blog

征野ファンドの運用… New! 征野三朗さん

メモ New! 4畳半2間さん

イスラエル首相が米… New! Condor3333さん

酷暑下のお酒ライフ New! slowlysheepさん

【消費】売上増加で… New! わくわく303さん

19歳の飲酒 モンゴル2008さん

株主優待の効能につ… fuzzo728さん

週間パフォーマンス… らすかる0555さん

上半期収益!! reformer21さん

ソフトバンクグルー… MEANINGさん

Recent Posts

Archives

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News

Category

Rakuten Card

Apr 14, 2024
XML
カテゴリ:投資本書評
 さて今日は本当に久方ぶり、多分2カ月ぶりくらいにはなる株式投資本オールタイムベストシリーズの新作です。第142位は、





 わが子と考えるオンリーワン投資法(ジョン・モールディン編、パンローリング、2006年)






 

 です。





 ​
 訳者まえがき


 本書は国際レベルで活躍するプロたちが、「自分の子供たちにぜひとも伝えておきたい大切な投資の知恵」をひとつだけに絞ってまとめたものである。しかし、ここで語られる彼らのオンリーワンの投資術は実に多岐にわたっている。











 ​
 序文


 「ひとつだけ、そうあなたが子供たちに伝えたい大切な投資の知恵をひとつだけ語ってください」。私は彼らにそう言って各章の執筆をお願いした。


 ひとつの知恵とはいってもそこには特に決まった形式もないので、各章の長さやテーマは執筆者の自由裁量に任せた。各章は平均的な一般投資家でも十分に理解できる内容となっている。










 そう、このモールディン編によるゴキゲンな一冊は、世界トップレベルの投資家10人が「我が子にどうしても伝えたい」投資の秘訣がズラッと並んでいるものです。






 正直に言うと内容には結構出来不出来の差が大きくて「平凡でイマイチだな。道徳の教科書かよ。」と感じる章もあるのですが、共通しているのは10人全員の「熱量が高くて文章がアツい。」ことです。「我が子への一子相伝の最期のダイイングメッセージ」的なホットさに溢れていて、そこがこの本の魅力なんですね。そして同時に、「我が子に伝える」というコンセプトの1冊なので、どの章も文章が平易で読みやすいのも特徴です。







 読み終えた時に最初に感じたのは、現代最高峰のバリュー投資家、ジョエル・グリーンブラット が「自分の子供達に自力でお金を稼ぐ方法を教えたい。」という目的で書いた本として知られる名著






 株デビューする前に知っておきべき「魔法の公式」 (ジョエル・グリーンブラット著、パンローリング、2006年)  






 にどこか似た小粋な一冊だな、ということでした。








 
 そしてすぐに本棚から引っ張り出してきて2冊を並べて観察してみると、私は面白いことに気付きました。それは、グリーンブラット本がウィザードブックスシリーズのvol.105で、今回のモールディン本がvol.106と連番だったことです。なんだか表紙のテイストも似ています。というか、両方に登場しているおじさん、髪型が違うだけの同一人物の様な気すらします。(笑)










 もしかすると、当時のパンローリング社に「分かりやすい、初心者向きの本を紹介しよう。」という機運があったのかな?とちょっと思いました。私も数冊書いているので良く分かるのですが、投資本と言うのは気を抜くとどんどん複雑怪奇でお化け屋敷みたいな内容になりがちで、「本質をシンプルかつ的確に表現する」事には値千金の価値があります。






 その意味で、このモールディン本は素晴らしい1冊と思います。特に、第1章、2章、6章、7章が出来が良いです。それでは次回からはこの本のベストオブベストのところだけをサクッと見て参りましょう。(続く)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Apr 14, 2024 07:52:39 AM



© Rakuten Group, Inc.
X