カテゴリ:雑学
「うちの子供の質問のですが・・・。高鉄塔には、灰色と赤白に塗り分けられたものがありますよね? 何でですか?」
疑問を持つのは、とても良いことである。 実はこれ、私も小さい頃に同じ疑問を持った。 将来、大物になるかも? 誰が大物? 私が通っていた小学校のそばに赤白の鉄塔が建っていた。その他は、灰色。よくみると、等間隔(5つおきくらい)で、赤白の鉄塔が存在していた。 東京タワー(333m)は勿論のこと、60メートル以上の鉄塔には、 『60m以上の紅白送電鉄塔 赤灯の点灯 90m以上の紅白送電鉄塔 赤灯の点滅 120m以上の紅白送電鉄塔 白の閃光(ストロボで昼発光し夜間は赤灯の点滅)』 というルールがあるらしい。 飛行機やヘリコプターの衝突事故回避が1番の理由であろう。 ただ、規制が緩和して、塗らなくてもよくなってきているらしい。100m塗るのにかかる費用は、約1億円もするらしい。 最初の疑問に戻る。灰色と赤白に塗り分けられたものは、同じ高さだ。上のルールで行けば、全て同じ色になるはず。解決したことにはならない。これらを解決するには、航空障害灯/昼間障害標識の設置等に関する解説・実施要領(PDF)を見ると良い。いろいろな例が載っている。 考えて見れば、赤白の鉄塔は便利だ。空から目立つだけでなく、地上からも目立つ。「○○町の赤白の鉄塔から北に2つ目の下に住んでいます。」とか「東に3つ目の電線が切れてます。」なんていうのにも役立っているかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.25 03:49:39
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