今週のおすすめ曲(その8)。
というわけで、この企画もの、不定期ですが何とか週一回ペースを目標に(というか、ほかの話題があるときはついそっちへ行ってしまいがちですみません)してますので、そのあたりをどうぞよろしくです。 て、今日のおすすめ曲は二回目の登場となるドヴォルザークです。この人の曲、前回もお話したように日本人にとってはなじみやすいのか、人気もありますし(欧米でどうなのかよく知りませんが、輸入CDの数を見る限り不人気ではないでしょう)、実際良い曲も多いのではやくも二回目の登場です。といっても、私がここで普通に「新世界から」を話題にするだろう、て予想された方はまだまだ素直すぎますね、なのでこの曲ではありません。また、交響曲第8番(オケファンは普通ドボ8なんて略しますが、知らないと何のことやらさっぱりでしょうねえ)でもありません。で今聴いているのが「交響曲第7番ニ短調」です。お、でましたな、ニ短調、ですが、それは昨日の話題。 さあ、実際どうでしょう、かなり「マニアック」な域に入っている曲でしょう。とはいえ、ニ短調という調性を見事に使いこなした、渋い第1楽章から一気にドヴォルザークの音楽のすばらしさに引き込まれます。決して難しくないメロディーラインなので初めて聴いても絶対聴きやすい曲だと思います。私が一番好きなのはボヘミアの空気をたっぷり感じさせてくれる第3楽章です。やはりこのあたりの音が日本人に合うんだろうね、なんて考えているうちに一気に4楽章、そして終曲です。楽しめる名曲、にぜひ加えてほしい一曲です。 本日聴いているCD 指揮 ヴァーツラフ・ノイマン 演奏 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 これは全集版ですが、第7番はCDも多く出ていますから、ぜひあなたのライブラリに加えてみては、です。で、「ドヴォルザークは『新世界から』以外にも名曲あるよ」て紹介すれば一気に「詳しい人」ですよ、たぶん…