というわけで、昨日の続き。
メインで演奏されたのがベルリオーズの「幻想交響曲」でした。クラシック音楽でも交響曲というジャンルに興味がある方ならご存じだろう、なこの曲ですが、ベートーヴェンが亡くなってからわずか3年後という古い時期に書かれた曲、というとその時期の早さと曲の中身との間のギャップにびっくり、な曲でしょうか。そんな曲です。
て、この日の指揮のカンブルランさんですが、ど派手に攻める演奏ではなく、どちらかというとどっしりとした演奏で聴かせてくれたのがまた面白く、でした。曲の中身がきれっきれ、なので、どうしてもそういうところを目立たせる演奏が多くなりがちなので、そことはちがう、要所要所をしっかりと、というアプローチが気持ちいい演奏でした。
まあ、この曲は有名な曲ですし、それこそ名演というものもたくさんあるので、いろいろと意見がありそうなところではありますが、久しぶりに生演奏を聴いただけにやはり名曲だねえ、とおもったところでした。また近いうちにどこかで聴ける曲なので、またいろいろと刺激を受けたい、そんなところでした。