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カテゴリ:デスノート
すっかりこのカテゴリのテーマにはまっているが、あと少し。
アニメ版と実写映画版の、エンディングについて比較してみよう。 全体を通していえばより原作に忠実なアニメ版の方が好きである(配役もなんといっても宮野真守うますぎ)が、エンディングに限っていえば、実写版の方がよくできているような気がする。 原作もそうだが、アニメ版については、二部構成にして、前半でLを死なせてしまい、挙句の果てにその後継者なる者を最終的な勝者にしていることが評判が悪いようだ。 たしかに「キラ対L」という図式で盛り上がった前半の展開が、見事に裏切られる形になっている。 連載中のことを知らないので私は最初から二部構成という構想で書かれたものと思っていたが、どうやら違うようだ。 しかし、それよりも私としては、もっと細かい、タネ明かしの部分で、実写版に軍配を上げたい。 ノートのすり替え合戦という、なんかしょーもないトリックよりも、「ノートに自分の名を書く」という作戦は実に秀逸であるし、充分納得感があった。ノートの機能そのものを逆手に取った発想がすばらしい。 それにしても、デスノートなんてものがあればほぼ無敵かと思ったがそうでもないんだなあ。まったく漫画家とか小説家ってのは、すごいなあ…。 次回は、「兵器としてのデスノート」をクソ真面目に検証してみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.09 18:27:46
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