いや、でもね、何でもかんでも電子機器になってしまうのは、面白くないと思うんですよ。ここは一つ開き直って、趣味としての機械式時計っていうことで、遊んでみようかなっと。ふへへ。 追記: 2011年から煙草関係の記事も書くようになりました。パイプや葉巻の世界は、紙巻煙草を吸っていただけでは窺い知ることのできない奥深さがあり、これこそが煙草の本当の姿なのだと感じさせるものがあります。 煙草税の値上げで禁煙するのも悪くないですが、人類が何百年にも渡って愛してきた煙草の本当の姿を知ってからでも遅くはないのではないでしょうか。 尚、煙草礼賛的な記事が多くなりますので、嫌煙者の方のご来訪はお奨めできません。
テーマ:パイプたばこを吸おう
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
また限定100g缶が入って来たので吸ってみます。今回はジョン・エイルズベリーの「スプリングエディション2024」です。ジョン・エイルズベリーというブランドはドイツの有名たばこ専門店グループなのだそうで、同国のコップ社にパイプ煙草製造を委託しているようです。ですから、今回の煙草もコップ社製です。 ・・・それにしても、「ジョン・エイルズベリー」ブランドは、レギュラー品は全く日本に入って来ていないのに、こういう限定品だけ輸入されるというのは、どういう事なんでしょう。しかも、すでに夏になっているのに「スプリングエディション」とは・・・。不思議です。 ま、とにかく開けてみましょう。 開封時の香りはフルーツ系です。輸入元の解説では白ブドウの香りとあり、確かにそんなような香りです。それと、奥の方にナッツ系の香りもあり、これはバーレー葉によるものなのだそうです。カットは基本的にラフカットで、湿気はやや強めでしょうか。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、開封時よりもやや抑えた感じのフルーツ系の香りが来ました。派手なフルーツの香りを、奥のナッツ系の香りが抑えているという具合です。味の方もフルーツ系ですが、やはりナッツ系のオイリーな味わいによって抑えられていて、酸味も甘味も円やかになっています。全体的に色鮮やかな感じに少し霞を入れて、春らしい淡い色調に仕上げてあるとでも言いましょうか。やはり春に吸いたかった味わいです。 火付きと火持ちは普通の範疇だと思います。やや湿気が強い感じではありますが、詰め過ぎなければ問題なく吸えると思います。ただ、燃え進みは遅めで、立ち消えも少し多い感じです。 喫煙中盤で喫味は基本的に序盤と同じ抑えたフルーツ系なのですが、少し舌を刺す刺激が出て来ました。バーレー葉によるものと思われます。この刺激を、フルーツ系の喫味をスポイルするマイナス要素と見るか、はたまた単調で退屈な喫味にならないようにするプラス要素と見るかは、人夫々だと思います。 喫煙終盤になると流石に着香が薄れて来ます。香りは残っている方だと思うのですが、味の方が刺激に押されて物足りなくなります。でも、こういう流れはブラックキャベンディッシュを使った煙草では珍しくないので、許容範囲だと思います。 という事で喫煙終了。後味は薄いフルーツ系にバーレーの刺激、残り香はフルーツ系でした。 全体的に見て、後半の喫味の衰えに物足りなさを感じるものの、フルーツ系の味と香りは十分に楽しめる煙草でした。また円やかなフルーツ系の喫味は、春という季節に良く似合うと思います。 本当に春らしい喫味なので、これをジメジメと蒸し暑い季節に吸う事になったのが残念でなりません。もし来年も「スプリングエディション」が輸入されるのであれば、本当に春に吸えるように早めに輸入してもらいたいものです。 [円やかな煙草ブログは此方 Click!] ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.24 17:30:06
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