いや、でもね、何でもかんでも電子機器になってしまうのは、面白くないと思うんですよ。ここは一つ開き直って、趣味としての機械式時計っていうことで、遊んでみようかなっと。ふへへ。 追記: 2011年から煙草関係の記事も書くようになりました。パイプや葉巻の世界は、紙巻煙草を吸っていただけでは窺い知ることのできない奥深さがあり、これこそが煙草の本当の姿なのだと感じさせるものがあります。 煙草税の値上げで禁煙するのも悪くないですが、人類が何百年にも渡って愛してきた煙草の本当の姿を知ってからでも遅くはないのではないでしょうか。 尚、煙草礼賛的な記事が多くなりますので、嫌煙者の方のご来訪はお奨めできません。
テーマ:パイプたばこを吸おう
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
ブラジルのパイプ煙草ブランド「ドクターパイプ」の二つ目は「イングリッシュミクスチャー」です。これもラタキア物で、やはりブラジル産のラタキアを使っている物と思われます。 早速開けてみましょう。 開封時の香りは、非常に軽いラタキア臭で、殆ど「臭い」とは感じない程度の薫香です。カットはリボンで、やや乾燥気味の手触りです。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、殆ど非着香バージニアブレンドのような味と香りが来ました。ラタキア臭は非常に希薄で、浅めに熟成されたバージニアの焚火系の香りの方が強いです。味も浅めに熟成されたバージニアの紅茶系が強く、甘味は弱いですが、強過ぎないコクと旨味がイイ感じです。ラタキアが行方不明とまでは行きませんが、裏方に回っているという感じで、私としては、こうしたラタキアの使い方が好みです。 火付きと火持ちは良いと思います。乾いた感触だったので、やや固めに詰めたのですが、それで丁度良い燃え方になっていると思います。 喫煙中盤での喫味の変化はありません。ラタキア感は希薄とは言え、それが全然ない訳ではないので、ラタキア好きの方でも不満は出難いと思います。ただ、シリア産やキプロス産とは少し異なる薫香なので、そこでの好みは分かれるかも知れません。他方、この薫香は余り「臭い」感じがないので、ラタキア慣れしていない人でも吸いやすいと思います。 喫煙終盤も喫味は変わりません。序盤からずっと同じ喫味で来たのに飽きずに吸えているのは、ラタキア感やコクと旨味がどれも主張し過ぎない程度に抑えられているからなのではないかと感じます。正に常喫系の煙草です。 という事で喫煙終了。後味は重くない程度のコクと旨味、残り香は微かなラタキア臭を伴った焚火系でした。 全体的に見て、ラタキアが裏方に回った非常に中庸な常喫系煙草だったと思います。 着香好きの私としては、ラタキア物なら、これくらいの感じがイイ感じで吸える上限かも知れません。ゴリゴリのラタキア好きの方に喜ばれる煙草だとは思えませんが、それ以外の方であれば、中庸で吸いやすい煙草だと思います。価格的にも今となっては缶物の標準的なラインですし、常喫に本当に適していると思います。 [イイ感じの煙草ブログは此方 Click!] ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.05.18 12:30:04
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