いや、でもね、何でもかんでも電子機器になってしまうのは、面白くないと思うんですよ。ここは一つ開き直って、趣味としての機械式時計っていうことで、遊んでみようかなっと。ふへへ。 追記: 2011年から煙草関係の記事も書くようになりました。パイプや葉巻の世界は、紙巻煙草を吸っていただけでは窺い知ることのできない奥深さがあり、これこそが煙草の本当の姿なのだと感じさせるものがあります。 煙草税の値上げで禁煙するのも悪くないですが、人類が何百年にも渡って愛してきた煙草の本当の姿を知ってからでも遅くはないのではないでしょうか。 尚、煙草礼賛的な記事が多くなりますので、嫌煙者の方のご来訪はお奨めできません。
テーマ:パイプたばこを吸おう
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
![]() 本来は年末年始向けの煙草だと思うのですが、入荷が遅かったので入手が遅れ、今になってやっと吸います。ラットレーの「ウィンターエディション2020」です。ラットレーと言えば、レギュラー品に通好みの渋い銘柄が多いので、こういう限定品でもそういう煙草を想像しがちですが、過去に吸った季節限定物は割りと普通の着香煙草であった事が多いです。今回はどうでしょう。早速開けてみます。 開封時の香りは、完全にアーモンド&ミルクです。これにチョコレートの香りが加われば、良く売られているアーモンドミルクチョコレートになっちゃいそうです。カットは基本的にラフカットで、湿気はやや強めに感じます。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、少しの砂糖を混ぜたホットミルクにナッツ系の風味を加えたような味が来ました。香りは、ナッツ系 or アーモンドが前にあります。アーモンドとミルクの組み合わせは、チョコレート菓子で馴染み深いですが、パイプ煙草の喫味としては珍しいように思います。ふむ、こういう喫味も悪くないですねぇ。 火付きと火持ちは問題ありません。湿気が強めにあるような気がしたので、やや緩めに詰めましたが、普通に詰めても良かったかも知れません。イージーに吸えます。 喫煙中盤で舌が喫味に慣れて来ると、如何にも糖分が高そうなアルカリの刺激が目立って来ました。ブレンドされているであろうブラックキャベンディッシュのベースであるバーレー葉の刺激かも知れませんが、それが甘いだけじゃない喫味を演出しています。アーモンド&ミルクと言うとマッタリ系の味を想像すると思いますが、意外にそんな緩い感じではなく、ちょっとシャキッとする部分があります。 更に吸い進んで喫煙終盤に入ってくると、喫味の中に明らかにバーレー葉のコクが見つかるようになり、煙草らしさが出て来ます。着香とブレンドの構成が意外と複雑で、安いパウチ物とは一線を隔する着香煙草である事が分かります。価格なりの着香煙草だと思います。 という事で喫煙終了。後味には、意外に太いバーレー系のコクが残り、残り香はアーモンド&ミルクでした。 全体的に見て、序盤のお菓子っぽい喫味から、後半の本格的煙草らしい喫味への変化が非常に興味深い美味しい煙草だったと思います。こういう煙草なら、着香好きは勿論、非着香派の方でも楽しめるのではないでしょうか。 今回の煙草も、ラットレー銘の煙草にしては着香感が強い銘柄でした。この辺は過去の同様の限定銘柄と同じです。一方、ラットレーのパイプ煙草はコールハス社が製造しており、そのコールハス銘の年末年始向け限定煙草も買ってありますから、両者の比較が興味深い所です。製造元のコールハスが二つ同時にリリースした限定銘柄をどのように色分けしているのか。その辺を意識して次回のコールハス銘限定煙草を吸ってみたいと思います。 [本格的な煙草ブログは此方 Click!] ![]() ![]()
最終更新日
2021.01.24 12:30:05
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