先日香りのお話を書いていて、思い出したお話をひとつ。
少し前のこと。
とあるパン屋さんへ行きました。
たくさん並んでいるパンを選んで。
レジへ持っていくと…。
クンクン。
レジのお姉さん、何故か鼻をクンクンさせます。
「?」
不思議に思っていると、また。
クンクン。
何?
私かしら。
臭い?
…なんて不安に思ったりして。
そのうちお姉さん、そっと尋ねられました。
「あのう…。」
「はい。」
「さっきから、とってもいい匂いがするんですけど…。」
「ああ…私の香水ですか…。」
なんでもそのお姉さん、香水があまりお好きではないらしく。
どんな香水でも、いい香りだと思ったことがないのだとか。
「でも、これ…すごくいい香りですよね。」
たいそう、お気に召されたご様子。
なので、ブランド名と香水名を教えてさしあげました。
「買ってみます。」
へえ。
今まで買ったことのない香水を、買いたいと思わせるほどの香りでしたでしょうか。
というか、○百円のパンを買って、○千円の香水をセールスしてどうするの。
あ、言っておきますが、私はその香水のメーカーの回し者ではありませんことよ。
回し者ではありませんが、気になられるでしょうから、一応お教えしますと。
これがその時つけていた、ゲランの「チェリーブロッサム」。
その名の通り、桜の香りが基調になっています。
写真は2007年度バージョンのフルーティーなので、「桜」というより「さくらんぼ」をイメージしてあるらしい。
お出かけのときは違うものを使っていますが、このゲランは友人の間でも評判がいいですよ。
でも実は、2007年度バージョンを最後に、新しいバージョンは作らない…と聞いていて。
じゃあ、その後私はどうすればよろしいの…。
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