南風一の世界
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学生時代 南風一 偶然同じ学校に通うことになって 偶然同じクラスになって 偶然同じ机に向かい合って 1年授業を受けることになった たったそれだけの関係に過ぎなかったのに 何十年が過ぎても きみの姿はそのときの姿のまま きみの姿は俺がもっと年老いて 歩けなくなっても やっぱり屈託のない笑顔の小娘のままだろう クラスメートの友人たちは やはり3年間同じ学校に通い 同じ校舎に学び同じグランドで運動し 同じ空気や風に親しんだ そのときは 同じ場所に同じ時を過ごすことを 貴重だとは思いもしなかった 1回限りの青春ということにも 思い至らなかった 全てが過ぎ去って クラスメートが散り散りになって 会いたくても友たちが何処にいるのか分からなくなって 初めて過ぎ去った学生時代の貴重さに 思い至っている
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