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2007年11月21日
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カテゴリ:スピリチュアル

昨日のお話の続きです。

このお話にはまだまだオチがあるんです。

五日市さんが、まだ高専の学生だった頃。

不良少女の家庭教師を務めていた時期がありました。

不良少女なんて、今では死語?かもしれませんが、当時五日市さんが面倒を見ていた女の子は、半端じゃない不良少女だったそうです。

どのくらい不良だったかと言うと、

タバコ、シンナー、恐喝、万引き、窃盗、売春を繰り返し、もちろん、少年院を出たり入ったり。髪の毛は真っ赤でくるくるパーマ。少年院に入っていない時は、学校のトイレでしょっちゅうリンチされ、売春では、お客の財布からこっそりお金を抜く始末。お金を抜いているときに、お客の名刺がたくさん入っていて、よく見ると、誰もが知ってるエライ人だったという、オチまで付くような世間で言う落ちる所まで落ちた札付きの不良少女だったわけです。もちろん、学校もロクに行ってませんから学力もかろうじて足し算と引き算が出来る程度だったそうです。

で、彼女を五日市さんがずっと面倒を見ていくわけですが、彼女とは妙にウマが合ったそうです。

彼女も五日市さんに勉強を教えてもらいながら関わりを持っていくにつれ、どんどん勉強することが楽しくなり、学年でビリの成績だったのが、すごい努力を重ねていくことで、トップを取るぐらいまで成長していきました。

そして、最終的には、国立の大学に入り、大学院の修士課程に進学し、終了後は中学校の教師になったそうです。

2-1の答えは分かっても、

-1+2が分からなくて、

自信を持って、「太陽は北から上って南に沈むの」と言っていたその女の子がです。

ここまでに行くまでにそれはそれはドラマがあったのですが、長くなるので割愛します。

でも、人間、すっごく自分を分かってくれる人が一人居たら、こんなに頑張れて前に進むことが出来るんだなと感動しました。

彼女が高校を卒業する頃、五日市さんも5年の高専生活が終わり、仙台を離れ、豊橋の大学に推薦で編入することになったそうです。離れてしまった二人はそれからしょっちゅう電話や手紙のやり取りをすることになりますが、当時電話と言っても長距離になりお金もかかり、また勉強に忙しく時間もなかったので、手紙も電話もやめてその代わり一年に一度豊橋で会い、そこで一年分のおしゃべりを楽しむことにしたそうです。

五日市さんは途中2年ほどアメリカに留学されていたのですが、その2年を除いて毎年彼女は豊橋に来てくれたそうです。

五日市さんが白い箱を開けた日は27歳の誕生日だったそうです。

その時に、ふと、彼女は自分のことを待っていてくれているのでは?と思ったそうです。実は自分の後輩を紹介していたのだけど、彼のことに関しては全く何も言わないので、うまくいっていないのかと思い、もしかして?と思ったそうです。

それで、今度会った時は、絶対彼女にプロポーズしようと決めたそうなんです。

いつもは、彼女が来たら安い旅館に泊まってもらっていたのだけど、今度は自分の部屋に泊まってもらおうと三部屋ある借家に移り、彼女用の布団も買い、その日を待ちました。

待ちに待ったその日。

 

今回は、僕の家に泊まりなよ。

いいわよ。

 

家に着いたら、いつもの儀式

じゃんけんです。

じゃんけんをして勝った方が最初にそれまでの1年間にあったことを話すルールです。

 

早速、

 

じゃんけんぽんっ!

をやったら、彼女が勝ちました。

何を言うのかなぁ?と思っていたら彼女はニコッと笑って、

 

私ね、来年結婚するの。

 

 

「私ね、来年結婚するの」

「私ね、来年結婚するの」

「私ね、来年結婚するの」

 

おそらく、五日市さんには、このように聞こえたのではないでしょうか。

実は五日市さんの後輩との結婚が決まっていたそうです。

自分の番に喋ろうと思っていたことが言えなくなった五日市さんは、もし良かったらこれからも今までどおり年に一回俺のところに来てくれないかな。旦那と一緒に。と彼女に伝えました。

最初に開けた大きい白い箱。

イスラエルのおばあさんは、

「開けたら分かる」

と言いました。

しかし、開けてみると、空でしたよね。

五日市さんは、この箱をどう考えても彼女との歴史だったと言います。だけど、開けたら空だった。

後から開けた箱は小さいけど、中身があった。

奥様とは会ってから2回目でプロポーズしてすぐに結婚して5年以上経つけれど、いまだにあの女の子ほど奥様に関する知識はないそうです。五日市さんは出張が多くて結婚生活の半分ぐらいしか一緒に生活していないのだけれど、子供が3人いて、だけど奥様のことはあまりよく分かっていないそうです。その事が黒い箱の小さいサイズ象徴しているのかなと感じたそうです。

あの女の子とは、たとえ今会ったとして、何も喋らなくても何を考えているか分かる。それだけ長い二人の歴史があるのに、開けたら空だった。

イスラエルのおばあさんは確かに五日市さんにこう言ったそうです。

「運命というのはあるのよ。最初から決まっているのよ。」

自分の人生設計を決めて、人間は生まれてくる。

だから、五日市さんも最初に黒い箱を開けるなんて有り得ない。じゃんけんで五日市さんが勝つことも有り得ない。最初からそうなっていたんでしょうかねと最後にこのお話は結ばれています。

イスラエルのおばあさん

本当に不思議ですよね。

一体何者だったのでしょうか?

そんなイスラエルのおばあさんの教えだったからこそ、「ツイテル、感謝します、ありがとう」の言葉が五日市さんにも素直に入り、結果、こんなに浸透したのでしょうね。

これも、生まれて来る前のシナリオどおりだとしたら、すごく壮大かつ深遠な計画だと思いませんか?

五日市さんを始め、齊藤一人さん、小林正観さんなど言霊の重要性を説いてくれる人が何人か現れて、そのことを理解した人達が少しづつ実行に移して、本当にツイテル人生を歩み出しています。

みんなが平等に幸せになる手段を人間は持っている。仮に言葉が喋れなければ、書けば良いし、もしも書くことも聞くことも見ることも出来なければ、周りの人達が天国言葉をその人の分使って愛で返してあげたらいい、これは私の考えだけれども、人類全員がツイテル人生を送れることを。幸せになっていけることを、広めていってくださる役割の方がこうやって現れたのも大きな宇宙の計画ではないかと思っています。

次は、イスラエルのおばあさんが五日市さんに伝えたツキを呼ぶ魔法の言葉。これさえ唱えればツキっぱなしになる魔法言葉をご紹介したいと思います。

きっと、皆さんの方がよくご存知だとは思うけれど、忘れっぽい私自身のために書いておきたいと思います。

 

ここまで、読んでくださってどうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

 



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最終更新日  2007年11月21日 23時04分26秒
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