ホウィッチな随想・16
やること多し、夏の夜。桐原書店データベース4500のP124の6から引用。★The heavy snowfall ( ) them from leaving the hotel.(桜美林大)1.prevented2.deprived3.interrupted4.disturbedさ、分かりますかな。私は相変わらず分からなかったです。ま、答えは1なんですけどね。直訳すると・・・・「その豪雪は彼らがホテルから出発するのを妨げた。」preventって妨げるっていう意味がある。さらにこれはれっきとした熟語である。prevent A from Bってやつ。AがBするのを妨げる。一方、他の選択肢は・・・・depriveは「(物や権利)を奪う」という意味があります。「奪う」ってのにはrobっていう単語があります。同じく熟語でも・・・rob A of B(AからBを奪う)ってのがありますが。robの部位をdepriveにしても可能。(ex)★I deprived him of money.(私は彼から金を奪った。)嫌な例文。続いて、interruptってやつ。これは邪魔をするとか、妨害するとか。同じ意味で明日のデータベースにも登場するcut inって熟語もありますよ。また、disturbedには「乱す、邪魔をする」という意味があります。ホテルの部屋のドアの掲示には次のような文があるそうだ。(旺文社・ターゲット1900 P215より)Do Not Disturb.(起こさないでください。)私の部屋にも掛けておきたい。(決めた、掛けよう。単語を覚えるんだから。)まぁ。deprive以外はみんな同じ意味・・・・邪魔をする。妨害するっていう。そっからpreventの熟語を導きだせば無事ソリューションできるというわけでして。w続いて分詞構文ってやつ。分詞構文って何さ?学研の「英文法がはじめから分かる本」によると「分詞で始まる句を使って構成した文であるという意味です。」とある。(なんのことやら)ま、真面目にやろう。例えば、次のような文がある。・Because Minato Bugyou ate Kakinohazusi, he went go to Gojyou city.(みなと奉行は柿の葉寿司は食べたかったので、五條市に行った。)上の文を分詞構文に致しますとこんな感じ。★Eating Kakinohazusi, Minato Bugyou went to Gojyo city.お分かり頂けたやろか?まずは接続詞(because)を省略叶姉妹。その後、主語を確認する。「Minato Bugyou=He」なので主語が一致。よって主語も省かれる。次に時制の一致を確認。「ate」も「went」も過去形。よってそのまま前の主節じゃないほうの動詞をイング系にしちゃいます。うーん。じゃ時制が違ったら??こんな文はいかがでしょうか。・Because Minato Bugyou ate Masunosushi last night,he don't eat it now.(みなと奉行は昨夜ますのすしを食べたので、彼は今それを食べたくない。)昨夜のateと、今のeatってやつですが・・・・このとき分詞構文は普通に「having p.p(過去分詞)」で大丈夫。よって・・・・★Having eaten Masunosushi last night,Minato Bugyou don't eat it now.みなと奉行が食べたくないよりも前に、彼はますのすしを食しているのである。では次の文はどうであろうか。先ほどの「英文法がはじめから分かる本」から桜美林大の問題である。練習問題急いで書かれたので、手紙には誤りが多い。( )in haste, the letter has many mistake.(a) Writing(b) Written(c) To be written(d) Having writtenうー、これは難しい。ま省略されている接続詞はbecauseですな。書かれたってとこから受動態ってことが分かりますね。しかも時制が不一致。ということで答えは4番?残念。正解は2番です。えーなんでと思う方。私と一緒です。( )に入る分詞構文は・・・・・・Having been writtenなのです。(ま、受動態と完了形の組み合わさりバージョン)えーそんな選択肢何処にもにゃー。実はここでhaving p.pの省略が発生してるのです。ひっかけもよろしい。よってhave beenの省略。すなわちwrittenからスタート。あー不可思議。