Mutuelle(任意保険)を変える
いろいろとアドバイスや応援のお言葉、ありがとうございますちゃんと『聞く耳』は持っているので、心に留めておきます。先の日記にも書きましたが、「買っちゃおうか」と思い始めていろんなことがいいように変わってきました。ちなみに、私は絶対にこの国では死なないと決めています。いつになるかはまだ分かりませんが、実家に帰って、大好きな家族(親兄弟や甥っ子、姪っ子)たちに囲まれて残りの人生を楽しむと決めています(笑)。(と言う訳で、ちゃんと温かく迎え入れてね♪)でも、そこで家族に迷惑をかける訳にはいきません。今、家賃として払っているお金は一銭も返ってきませんが、アパルトマンを購入すると、例えば5年後や10年後に日本に帰るとしても売るか、賃貸に出すかで払ったお金は返ってくるのです。(パリのアパルトマンの価値は上がることはあっても、下がることはないそうです)持ち帰るお金がゼロなのと、少しでもあるのとでは全然違いますもんね。今の家賃は800ユーロ弱。為替レートにもよりますが、今のレートに換算すると日本円で約105,000円。1年で1,253,000円。10年で12,530,000円。それだけ手元に残ると一文無しで帰国するよりちょっぴり心強いですよね。こちらには(うちの職場だけって、ことはないと思うのですが・・・)日本のようなボーナスもなければ、退職金もないのでね。話は変わりますが、フランスにはMutuelle(ミュチュエル)と呼ばれる医療費の自己負担分を払ってくれる任意保険があります。2016年から民間企業はMutuell加入が義務付けられています。これは本当にありがたい保険で、歯医者に行く度1ユーロも払う必要がないので元を取った気になります。(先日払ったような陶器製の詰め物は別)レントゲンや血液検査、コンタクトレンズ代や眼鏡代、レーシック代まで数万円負担してくれます。先日、一人で2軒もパリに物件を購入した同僚と昼ご飯を食べながら「なんかアドバイスしてよ~」と軽く言ったところ、「Mutuelleのローン保険、安くていいぞ」と言う話になりました。聞くと銀行が打ち出している保険料の半分以下しか払っていません私のMutuelleに電話して聞くと「医療関係以外やってない」と一蹴。特定の人しか入れない、そして自分にそんな資格があるなんて考えてたこともないMutuelleの存在を思い出し、ダメ元で連絡をしてみると加入資格があり、入れるといいます今日、詳細資料をもらって今入っているMutuelleと比べて有利なら変えよう、と思いアポを取って事務所に向かいました。「今、○○に加入していて、こちらのと比べようと思っているんですが・・・」と素直に切り出すと「はっきり言って、比べ物にならないから。こっちに変えなさい」と一言。結局、全く具体的な数字を見ずに、また何も考える時間も与えられないまま、その場で加入してしまっていました(一応、加入に必要な書類は全て持参していました)「本当に有利なのかな・・・」と半信半疑で家に帰って、じっくりパンフレットを読むと…比べ物にならないぐらい有利でしたチッ、と思ったのは先日払った歯医者の400ユーロ。このMutuelleだったらかなり払い戻しがあったのに…。この有利な保険への加入資格があったにも関わらず約10年間、払い戻し率の低いMutuelleに加入していたことは悔やんでも仕方ありませんが(払ってきた家賃と同じですね)、今日を境に、今後いいように変わったと言うことで、それはそれでよかったな、と素直に思いました。こんな感じで、いろんなことがいいように変わっていっている感じです