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ちあふる・とらぶる

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2008.11.28
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カテゴリ:日々の出来事
なんか成り行きで、就職した時から、エンジニアの予定が着々とデザイナー&イラストレーターの方向に微妙にすすんでしまい、今もなーんとなく気がつくとそっち系の仕事もしていたりして、たぶん人生の半分くらいをデザインとイラストでお金を稼いでいると思います。

一応、理工学部電気工学科を卒業し、研究室が情報研で、とにかく電力・送電系、通信系、機器系に全く興味がなく、そもそも大学に入った目的がコンピュータグラフィックスの技術者になること(デザイナとか、美術的な方向じゃなくて、画像工学を学びたかった。ちなみにそういう授業はなかったという落ちもあります・・・)だったので、普通に情報系の研究室に入りました。

私はバカなので、人より半年ほど遅く研究室に入ったため、あいてる所にしか入れなかったのですが、たまたま一番入りたくて、教授が嫌われていたので空きまくっていた研究室でした(笑)
いる間に、IT革命なる言葉が発生し(Windows95が発売されました)、急激にソフト屋さん需要が高まり、半年後には人気ナンバーワンの研究室になりました。どっちかというと、希望の研究室に入れなかった落ちこぼれ(私とか)と、一部のパソコンオタクの研究室は、4月には学年トップクラスしか入れない研究室になり、就職活動の会話のレベルが急に上がったのを覚えています。

IT需要だろうが、なんだろうが、当時、女の4大卒で、成績はギリギリ卒業レベル、半年留年の私に入れるソフトの会社などほとんどなく(そもそも、募集要項にかけないから書いてないだけで、女子を採る予定などない)、希望の写真や画像処理系のソフトの会社には入れるわけもなく、推薦状をもっていながら2社に落ち、3社目に受けた会社に採用されました。

入った時はソフト系として採用されたはずでしたが、当時、プリクラブーム真っ最中。私のいた会社は画像加工系の製品を得意としていて、その流れで自社のプリクラ製品を作っていました。
そこで私が入って最初にやることになった仕事は、プリクラのフレームを作ること、つまり「イラストレーション」でした。
身につけた、C言語とか、まったく使う機会などなく、意味もなく「Photoshopを使えない」ことを微妙にいやみを言われたりしましたが、2週間くらいでソフトを覚え、ゴールデンウィーク明けには製品版に載るフレームを同期の女の子と一緒にせっせと作ってました。
同期の中では一番最初に製品になるものを作っているということになると思いますが、もちろんソフト屋になりたくて会社に入っていたので、超不満でした。

同期の女子3名(それぞれ、ソフト、メカで入社してました)と先輩女子1名で、もくもくと毎日、プリクラのほかに、展示会で配るフライヤーを作ったり、製品のチラシをデザインしたり、挨拶状を作ったりしてました。
そうこうしているうちに、一人は英語力を買われ、すぐに営業部に異動になりました。私も英語力を買われ、取説の英語バージョンを作ったり、海外向け製品の手伝いをしたりしてましたが、とにかくソフトの仕事はほとんどさせてもらえなかった。

5年くらいたってやっと、製品版のソフトを作らせてもらって、デザイン系の仕事のほかに(どう考えても、当時はこっちがメインだった)、取説ライターでもあり、文章系の仕事もずいぶんやった。

最後の一年半はアプリ開発で外の会社に出向させていただいたので、思う存分ソフト屋をやり、VC++も覚え、ハッピーでした。

で、今何をやっているかというと、ウェブ関係メインの何でも屋さんな会社で、フリーランスとして仕事をさせていただいているので、まさに私は何でも屋さんです。
ちょっと時間があったので、PHPとかも一通り覚えたし、もともとデータベースプログラミングもかなり昔にやったことがあったので、データベースもわかるし、Webプログラマやりたいな、と思ったのですが、まぁ、レベル高くて今はちょっと無理だなと思います。

結局のところ、メインは営業とディレクションですが、人手が足りない部分は、おもにデザインをやってます。
イラストもかけるので、結構、重宝されます。つまり、今の立場では、なんとなくでもプログラミングや、デザインが両方わかり、社会人経験があるっていうのが、ものすごく良いようです。

じゃあ、これでデザイナーになれるかというと、絶対に無理です。
次から次へとやってくる仕事をこなせるほど、アイディアもやりたいこともないのです。
他の仕事しながら、あれどうしようかな、って思ってる時間が長いので、商売としては無理です。
手くせで適当にやれない性格であることも、さらに追い討ちをかけます。
この辺、曲作りにも言えるんですけど。
「来る」瞬間をじーっと待って、ひらめいたらすごく速いのですが。
Piece of Blanketのジャケットとかは、最初作ってたやつを全部捨てて、5時間くらいで仕上げました。「手芸込」の時間です(笑)早いでしょ?
閃くと早いのですが、うだうだしている時間が長すぎて、とても商売にはならないし、正直「やりたくない」デザインの仕事もあるので、なおさらだめだと思います。

今やってる文章の校正もあるのですが、元の文章がひどすぎて、かなりイライラしてます。文章なんて誰でもかけると思ってましたが、かけない人がいかに多いかということを、色んな場面で実感してます。
子供のころ、普通に書いた文章がよく文集とかに選ばれたり、なんか賞をもらったりしましたが、その意味がわかりました。文才があるかどうかはわかりませんが、少なくとも人よりはうまく書けるようです。

絵もそうです。
プリクラの仕事も、もっとデザインセンスが悪かったら、すぐにソフトの仕事に入れてもらえたかも知れません。
悲しいことに、私は美術の成績はかなりよく、作品が何かの展示会などに選ばれることも多かったです。でも、それで御飯が食べられるほど、才能があるわけでもありません。

そんなわけで、私、この何でも屋さんのスタンスがとても自分に合っている気がします。これからも世間の隙間家具的な感じで中途半端に何でもやる人として生きていけそうな気がします。。。

ちなみに今他に抱えている案件は、携帯用フラッシュと、ナレーションです(笑)
ちょっと前には、簡単なBGMも作りました。
相変わらず、私は自分が何者なのか、考えざるを得ません。

「歌手」であることだけは中途半端は避けたいです。がんばろう。
(ピアノはまだまだ、なんとなくそこそこ弾けている人なので)


みをLive Info.


12月14日(日)レコリック企画
詳細未定

1月11日(日)「Walk on」
場所:代々木Bogaloo
開場:17時 開演:17時半
チャージ:2000円+1ドリンク
みを自主企画第6弾!





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Last updated  2008.11.28 11:41:53
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