KOREAN FLOUR

今日はなんとアルバイトを頼まれていた。なんか録音だか撮影高するって大学院の先輩から頼まれていたのだけど。
その先輩は日本人で文学博士をとり、15年くらい韓国に住んで日本に帰国された先輩というよりも私の先生といったほうが正しい人。んで今回日本で会社に入り、日本に韓国の着メロを輸出だかするというので「怒子茂」とのミーティングにつかう会社紹介を撮影するというので頼まれていたのだ。
何度も言うけどこれは会社紹介であって「うちの会社の目的とその理由」をただ言えばいいことであり、そのうえこのビデオというのもミーティングの最初にちらっとさわりでながされるだけのものである。

しか～し！！撮影するのは韓国人。
朝の7時にヤンピョンにむかいソウル総合撮影所へ。ＪＳＡとかいろんな映画が撮影されたところなんだけどまたそこで「こここでこんな撮影がされました」などなど言わされ、また韓国人が日本を紹介するっていうので撮影人はりきりまくり。あれも撮ろうこれも撮ろう表情がなんのかんの首が動くのうごかないの・・・。やっとのことで終わったと思ったら
この先ヨイド→インサドン→光化門→南大門→明洞→東大門で撮影するという。
ヨイドにいったのはいいものの国会議事堂やらＫＢＳなんかを撮っている最中たまたま労働者のデモに遭遇し「俺らをとってるんだろう！？」といちゃもんをつけられまったく脱力満点だった。インサドンでは私がよくいく「客園」という豆腐屋にいったのだけど、ほんと再度確認よ。私は「ふつ～のテレビ局が韓国を紹介する撮影が目的じゃないの」「会社紹介を撮らなきゃいけないの」撮影人はそこでこの店の料理を食べるシーンまで撮りだし「それではひとつ食べてみます・・・う～ん！おいしぃぃぃぃぃ！！」とか言わされ「これ絶対つかわねぇよ」と心の声が響きわたったのだった。
そうこうしているうちに店のオーナーがはりきりだしてしまって私も出させろ見たいな感じで。でもなぜ韓国人はインタビューがうまいんだろう。ぶっつけなのにすごいうまい。おばちゃん・・・すごいですね～などなどと。聞くところによれば私と同じ教会に通っていることがわかりほんと意気投合。でもこの撮影は多分使われないのだけどね。
おばちゃんはいつ自分が放映されるのかとか期待しているみたいだけど、会社紹介につかれるビデオだよ？いまとってることが関係あるわけないじゃんとブツブツ心の中で・・。

暴風雨のためにカメラを持ち歩くのも困難でまったくここで3時間を費やした。
結局そのあとミョンドン、東大門にいったのだけど、ミョンドンでヨン様グッズを売っている人にインタビューしようとおもっても不法の品々をうっている人なので応じてくれない。
東大門もミリオレ、ドゥータなどあのいったいずぇぇぇぇぇんぶ許可がないとだめって言うことで断念（嬉）。
まったくいろんなところをまわって結局撮ったのは内容は「韓国旅行案内役」。まじ？
もう8時を回っていたので会社紹介はひと～つもとらずに終わってしまった・・・。てかそれがメインなんじゃ？
かなり私は撮られることに嫌気が差してしまってほんとテレビに出てくるひとはロケ大変だし好きじゃなきゃできない仕事だな～って思った。