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カテゴリ:社会の窓?
核廃絶、一日も早く実現を=米国大使らも出席―65回目原爆の日・広島
広島は6日、65回目の「原爆の日」を迎えた。 広島市中区の平和記念公園では、市主催の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれ、被爆者や遺族、菅直人首相らが参列し、犠牲者の冥福を祈る。 原爆を投下した米国からも、ルース駐日大使が初めて出席するほか、国連の潘基文事務総長や国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長、核保有国の英仏の代表も初めて参列する。 参加国は過去最多の74ヶ国となる見通し。 秋葉忠利広島市長は平和宣言で、核兵器廃絶への世界世論の高まりを指摘し、核兵器のない世界を一日も早く実現するために日本が積極的にリーダーシップを発揮するよう求める。 潘事務総長はあいさつで、被爆者が存命中に核廃絶を実現できるように努めようと呼び掛ける。 という内容だ。 あれから、また1年。 累積で65回目の広島 原爆の日が訪れた。 しかし、65回目の今回は、前回までと大きく異なる点が1つ。 原爆投下をしたアメリカの代表が初めて出席するのだ。 出席したから・・・という声が少なくない事も聞こえてきている。 しかし、戦後責任がいろいろな意味で、あちらこちらで不満分子として残っている事を考えれば、1度に全てが解決するものではない事は全ての人が承知しているはずだ。 とすれば、参加してこなかったアメリカが今回初めて参加したというのは、大変大きな意味を持つ。 100歩のうちの1歩かもしれない。 10000歩のうちの1歩かもしれない。 しかし、1歩前に出たという事が大切だろう。 この1歩を、後退させるのではなく、次の1歩が踏み出しやすいように、努めていく事も重要な責務だろう。 今後、同じ悲劇を繰り返させないためにも、被害者の皆様に冥福を祈ると共に、お力添えを願いたく思う・・・ 合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年08月06日 18時21分59秒
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