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カテゴリ:環境と安全
水道水:かび臭が発生 北茨城市、給水車使い提供
北茨城市は4日、一部地域で水道水にかび臭が発生し、5日から給水車による飲料水の給水を開始すると発表した。 市水道部によると、今夏の異常気象でダムの水温が例年より4度近く上昇したため、かび臭の原因となる藻が異常発生。 市はかび臭除去のため活性炭を投入して処理を進めているが、完全ににおいを取り除くことができない状態という。 同市の水道は、華川・中郷浄水場と2ヶ所の簡易水道の4ヶ所の浄水場から1万7000世帯、約4万7000人に給水している。 かび臭は、水沼ダムを水源とする華川浄水場が影響を受けており、供給は5800世帯約1万5000人。 先月20日ごろ、市民の苦情が寄せられた。 市水道部は「かび臭の原因物質は、健康に影響を及ぼすものではない」と説明してきたが、住民の不安が強いため、華川浄水場の給水対象世帯5地区について、地区ごとに給水車で給水活動を開始することにした。 という内容だ。 藻が異常発生したことが原因であるかもしれないが、かび臭の原因物質は、健康に影響を及ぼすものではないと位置づけるのは、あまりにも無責任な回答ではないだろうか。 カビ臭がするまでに至っているという事は、水質が変水している高レベルにあると考えてよい状態ではないのか。 少なくとも、飲用可能の基準レベルの4倍以上でなければ、発生は無いだろう。 そこへもってきて、基材の規制がないため、使用されている炭の90%以上が、現在廃材が再利用として使用されている活性炭とは如何なるものか・・・ そもそも活性炭・・・・竹や木質を基材とした炭に、人工的な化学加工を施すことで炭が本来持っている多孔質性質を拡大した人口的加工炭で、多孔質面積が広がることで、より多くの作用が期待できるといわれている一方で、孔の大きさを統合整理することで、実際には吸着した物質の剥がれなどが起き易い現象になっており、また炭の寿命も短い。 そのような炭を使って改善できるとは到底考えられない。 炭ならば・・・の典型的事例だ。 安全よりコスト・・・行政の出鱈目はどこまでも続くようだ。 炭の選び方や使い方、効用などは、美竹姫ホームページ URL http://mitakehime.com をみてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年09月08日 07時46分36秒
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