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美竹姫のひとりごと・・・

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mitakehime

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2010年09月23日
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カテゴリ:環境と安全
オゾン層破壊に歯止め=回復は50年以降―国連機関

世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)は16日、皮膚がんの原因となるなど人体に有害な紫外線を防ぐオゾン層に関する調査報告を発表、オゾン層を破壊するフロンガスなどを全廃した取り組みが奏功し、破壊に歯止めが掛かったと分析した。

ただ、1980年代以前の水準に回復するのは2050年以降になると予測している。

主に冷蔵庫やクーラーの冷媒に用いられていたフロンガスなどは、オゾン層を破壊する性質があるとされ、現在は代替冷媒が使われている。
報告は、こうした破壊物質の全廃によりオゾン層が長期的には回復するものの、オゾンホールが頻発する南極大陸上空など両極圏での回復には、さらに時間がかかるとみている。 

という内容だ。

オゾン層の破壊に内容のように”フロンガスなどを全廃した取り組みが奏功し、破壊に歯止めが掛かったと分析”を100%信用せずとも、一定の効果がでた事は評価できるのではないだろうか。

しかし、後進国などでは依然フロンガスの使用がなされている現状からすれば、調査内容はかなり甘いといわざるを得ないだろう。

破壊されたオゾン層の回復に、今後40年程度の時間が必要との内容だが、破壊した以上の時間が掛るのは当然。

ただ問題は、オゾン層の保護、回復だけではないだろう。

大気圏より内側に出来ているガス層なども大きな健康被害を与えていると同時に、環境破壊にも大いなる貢献を果たしている。
オゾン層にばかり固執した結果ではないのだろうか。

さらに、カーボンニュートラルのあり方もそろそろ考え直しをしなければいけない時期ではないだろうか。

カーボンニュートラルとは、鉱物・化石エネルギーと違い、植物として生育時に酸素を生み出すため、エネルギー源となった際には相殺して二酸化炭素排出は無いものとするという考え方だ。
一方、熱帯で山火事が起こった場合に排出する二酸化炭素は、世界の二酸化排出量全体の30%前後に相当するという。
同じ資材をして、エネルギーになった場合と、ならなかった場合では意味が変わってくる(二酸化炭素の排出になる、ならない)というのは違うのではないだろうか。

どちらの場合でも、二酸化炭素の排出量は排出量として換算し、その植物の生育時に生んだ酸素は酸素で、分けて試算すべきだろう。

また、エネルギーは生み出されることで社会的役割を果たしているといわれるが、生み出さずとも社会貢献できる仕組みをあることも理解し環境対策として考慮を入れて欲しいものだ。

これは早い段階から、(それらの集会に参加した際には)意義を唱えているもので、以前ここでも記した記憶がある。

片目でしか環境や健康を見ないと何時まで経っても好転する事は無い。

もっと広い視野で両目をあけて、見てもらいたいものだ。





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Last updated  2010年09月23日 09時49分26秒
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