|
カテゴリ:環境と安全
今朝の新聞に、小学校からの英語教育についての記事が載っていた。
国際社会に通用する教育のためとのことだ。 しかし、金沢は観光地ではあるが、普段の生活の中で外国人とコミュニケーションをとることはほとんどない。 東京にいた時でもそうだ。 外国人の友人がいれば話は別だが・・・ 国際社会というが、英語を話せることが国際社会なのだろうか? 私は、お世辞にも英語が達者というわけではないが、とりあえず外国人とコミュニケーションをとることはできる。 しかし、私の英語の成績はお世辞にも良いとは言えなかった。 それでも、海外(といっても、回数こそ行ってはいるが、Montreal , Ottawa , Quebec , Pittsburgh , New York , New Jersey , Chicago , Buffalo , Hawaii , 北京、釜山しか知らないが)で、1人旅行をするにも、手紙のやり取りもなんとかこなせている今がある。 本格的に英語に取り組んだのは、25歳を過ぎてからだったが… また、訪れた外国で聞かれたことは、(後で述べるが)いつも同じことだ。 国際社会という漠然としたものに、振り回されすぎてやいないだろうかと思う。 私的な考えだが、本当に国際社会に通用する教育をしたいのなら、高校を4年生とし、高校卒業までを義務教育とし、大学入試から英語を外し、義務教育内での英語の授業を廃止する。 必要とあれば、英語は自主的にも学べるものだ。 代わりに、日本人としての精神やマナー、国語(日本語)、日本の歴史をしっかり学ばせるべきだ。 後付けになったが、私が海外で聞かれることはいつも、 あなたの国はどんな国ですか? どんなことが人気ですか? ○○は、日本語で何と言いますか? といったことだ。 あなたは、私たちの国について何を知ってますか? などといったようなことは聞かれたことはない。 日本人が、正しい(??)日本人としての理解がなくてなぜ国際人になれるのか? 教育そのものがおかしい日本。 英語教育はもちろん、教育の在り方そのものを見直すべきではないだろうか。 また、昨今18歳で選挙権を…などと、バカなことを言っている風潮もあるが、高卒4年をもってして選挙権をというならわかるが、今の教育体制で、世界的な流れが18歳だからという理由での選挙権をというのはあまりにも無責任だろう。 選挙権を18歳に繰り上げるということは、すべての18歳以上に納税義務と成人であることを認めることにもなる。 そうなれば、成人式の年齢の前倒し、現在の少年法の改正など様々なことにも波及してくる。 それらを、一連で改正する必要がある。 話は大きくそれてしまったが、早期の英語教育には私的には”反対”と声を大にして言いたいものだ。 早期英語教育は、むしろ障害にこそなれ、国際社会に対応する人材形成にはけっしてならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年04月26日 21時09分05秒
|