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岡村隆史も違和感「チコちゃん」炎上で噴出する “マナー講師への疑問”…「押しつけは不愉快」との声も - 記事詳細|Infoseekニュース 『チコちゃんに叱られる!』MCの岡村隆史5月21日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK)が物議を醸している。問題となっているのは、VTRに出演したマナー講師・平林都氏の“指導”だ。「『チコちゃんに叱られる!』といえば、NHKを代表する人気番組です。5歳のキャラクター・チコちゃんが、ゲストに素朴な… 番組は見ていないが、チコちゃんに出演した“マナー講師”の態度について炎上しているらしい。 マナーとはなにか? まず最初に、マナーとは何なのかを考えてみたいと思う。 よくマナーとエチケット、さらにルールとの違いが言われているが、簡単に言うと ルールとは、明文化された決まりごと。 エチケットとは、自分の周りの人への気遣い。 と言えるだろう。 そして、マナーとは、「他人に迷惑をかけないための常識」と言ったところだろうか。 ただこの「常識」と言うのが曲者で、一筋縄ではいかないところが厄介だ。 マナーとは…TPOで異なるもの 常識と言うのは平たく言えば「多くの人が同じように考えていること」と言うことで、基本的に明文化されているものではない。 常識は時代と共に変遷し、国や地域によっても違いがあれば、集まる人たちによっても異なってくる。 つまり、基本的には「これが常識です」と言い切れるものではないということになる。 本来は「一般的にこのように言われています」とか「業界ではこう考える人が多いようです」などと言う表現にならざるを得ないものなのだ。 マナー講師とは何をする人か 番組では「マナーの専門家」として「マナー講師」を呼んだのだろう。 確かにマナーの専門家ではあると思うが、普段どんなことをやっているのかを考えてみると、番組にミスマッチなのがよくわかる。 マナー講師とは、企業などで「お客様に失礼の無い振る舞い」を身に着けるための教育を行う講師と言うことになる。 先ほど述べたように、本来「マナー」を身に着けるためには、TPOで異なる「常識」を学び、自分で判断できるようにならなければイケないのだが、企業は社員にそこまでのものを求めてはいない。 時間をかけて「常識」を身に着けさせるのではなく、「こういう時にはこうしろ」と言う「詰め込み」をしてくれれば十分なのだ。 そこでこういった「マナー講師」に依頼し、できるだけ多くの人に失礼の無い、当たり障りのない“マナー”を教え込むのが「マナー教育」だと考えている。 聞くところによると炎上した講師と言うのは「厳しい」ことで有名なのだそうだ。 ここで言う「厳しい」と言うのは、丁寧だとか正しいだとかそういうこととは関係なく、上から下へ「有無を言わせぬ」刷り込みを行うということに他ならない。 言うなれば「洗脳」にほど近い。 マナーとは…そもそも押し付け こう言った社員教育で「マナー」を学ばせる場合、「TPOに合わせてこうする」と言った条件付けはまず行わない。 なぜなぜ、「個人個人で判断しろ」と言うと、対応がまちまちになるし、「判断できない」社員が続出するからだ。 結果として、いちばん当たり障りのない「マナー」一択を社員に覚えさせることが目的となるのも致し方ない。 本来一人ひとり異なる“常識”などは無視して、講師の考える“正しい”マナーを強制的に押し付けることこそが「マナー教育」なのだ。 別のクイズ番組の「葬儀でのマナー」でも、同業者から「そんなマナーはありえない」と言う声が上がっていたと言う。 所詮は誰かが勝手に作った“ルール” 全ての「常識」にも「マナー」にもあてはまることだが、結局は誰かが勝手に「正しい」と決めつけたものをありがたがっているだけだということを知っておきたい。 他人に迷惑をかけない、他人を思いやることこそが求められるのがマナーであって、「あいつはマナーがなっていない」とあげつらうことは、本来「マナー違反」なのだと言うことを理解しておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.22 21:49:00
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