テーマ:吹奏楽(3400)
カテゴリ:コンサート
トルヴェールクァルテットコンサート トッパンホール ドビュッシー/新井靖志編:四重奏曲~サックスのための ホルスト/長生淳:トルヴェールの「惑星」 行ってきました!トッパンホールの9日と10日の1回目です。 今回は追加公演があって、3回の公演となりました。 私たちはチケット発売と同時に2公演分ゲットしてました。 が、追加公演、行くか行くまいか非常に悩みましたが、結局当初の予定通りの2公演のみで、帰って来ました。 トルヴェールのコンサートは、毎回必ずや違うことをしてくれるので、今回も、最初から、同じプログラムであっても、2度聞くのは、私の中では「当然」でした。>笑 最初、彦坂氏にも、「同じプログラムだよ?」と言われましたが、「同じプログラムでも、同じ内容なはずがないですから!」と言ったとおりの内容になりましたね!! これが、私がトルヴェールから離れられない大きな理由の一つでもあるのです。 1日目 あいにくの天候。 なんと、関東地方台風直撃です。 トルヴェールと台風といえば、思い出すのが、NHKで放送した平尾台での屋外コンサート。 よく中止にならなかったものだ・・・と思うほどの大雨の中の演奏は忘れられません。 ま、今回はホールなので、そんな心配もなかったのですが、終わってみると電車は止まってるわ、かん水してるわ、観測史上最大の台風だったとかで、「嵐を呼ぶ男」らしいです。 さて、肝心のコンサートですが、1日目。 ドビュッシー サクソフォン用に新井さんが編曲したのですが、超絶です。 ちょうどこの曲が出来上がったばかりの頃、彦坂さんにレッスンお願いして中標津に来てもらってたんですよね。 ホテルのロビーで彦坂さんが、楽譜チェックしてた記憶があるのですが・・・ この曲も、ぜひぜひCDに入れて欲しいです。 1日目1曲目ということで、固さも少し見られたような・・・ ppの美しい音色。 たまりません。 緊張感が途切れない演奏でした。 さすがの一言です。 休憩挟んで、いよいよ「惑星」。それも『トルヴェールの惑星』という曲です。 「トルヴェールの」とつくからには、「四季」の時のように、すごいことになっちゃってるんだろうな・・・と想像はつきましたが。 出だし聴いた瞬間から驚きました。 「火星だったよな・・・」「ん???」と、思わずプログラムを確かめてしまったほどです。 やっぱりしっかりと「トルヴェールの」惑星になっていました。 さすが長生さんです。 既成観念があっては、こういう曲は作れないだろうな・・・ 「トルヴェールの惑星」のオープニングにふさわしい、スピード感あふれる火星です。 原曲の惑星のテーマは「戦争をもたらすもの」ですが、私の中での火星のイメージとしては、「何かが始まるワクワク、ドキドキ感」としてのイメージがとても強かったため、テーマを知った時にはびっくりしたのですが、トルヴェールの火星は「荒ぶる神、休むことなく破壊を続ける・・・」だそう。 破壊、いい意味で、トルヴェールのことを表しているような気がしてなりませんでした。 ビーナスの「金星」、キューピッドの「水星」、楽しい「木星」、美しく老いていく「土星」、修行中の魔術師「天王星」、ロマンティストな水と海の「海王星」、黄泉の国「冥王星」、そして、私たちの星「地球」、いつ出てくるかわからない「彗星」 それぞれに物語があって、とても素晴らしい曲でした。 百聞は一見にしかず・・・ 機会があれば、ぜひぜひ生で聴いてみてください。 CDも9日発売になりました。 決して回し者ではないのですが、本当に素晴らしいです。 曲の中に、他の曲が見え隠れするのですが、それもまた楽しい。 ドビュッシーの「牧神・・・」だったり「海」だったり、ホルストの第一組曲だったり。 これには、驚きよりも、嬉しさの方がこみ上げてきました。 なぜか最近ご縁のあった曲ばかり!! 特に、地球は、平和を願う意味も込めての曲らしいのですが、ホルストの一組が重なったとたんに、私の中でこみ上げるものがあって・・・ 久々コンサートで泣きました。 一組のフレーズが出てくる前から、それぞれのパートのソロの美しいことに感動していたのですが。 なんだか、頭の中真っ白になってしまいました。 それに、ジュピターも重なって・・・ ただただ美しさに感動です。 何も考えないで、ただただ音に酔いしれていたように思います。 アンコールは「ジュピター」です。 さっきも聞いたはずなのに、また違う感動で、涙が出てきます。 素晴らしい!! 鳴り止まない拍手にもう一度、応えていただいて、2曲目は「 天王星」 実は、一度目の本番中も一瞬笑いが起こったのですが。 田中氏のソロがこれまたおいしい!! アンコールということもあって、さっきの演奏よりも更にノリノリの5人。 次の日更にエスカレートするとは、このとき誰も思いませんでした。チャンチャン♪ 続きはまた明日。 そうそう、CDでも、大いに笑えるところがあります。 私はのけぞって大爆笑しました^^ まだ聴いていない方・・・ お楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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NHKは 凄かったですね。
思い出しても笑いが。。。です。←不謹慎 お会いできなくて残念でした。 3回目に行ったのですが 打ち上げにはいらっしゃいませんでしたか? 記憶違いなのか 「あら?」と思った方がいらしたのですが 今回は アネマジロからお声掛けするのを控えていたので いるのを知っていた方が少ないかもです。 アネマジロ的な感想も書いてみましたので トラバさせてくださいね。 コメントへのお返事は 後日改めて。 (2004/10/12 01:00:34 AM)
アネマジロさん
おはようございます^^ 今回は打ち上げも遠慮させていただきました。 せっかく誘っていただいたのですが・・・ 3daysの時に知り合った方もたくさんいらしてました。 また「大宴会」が開かれたことでしょう^^ 彦坂さんのところでも書きましたが、1回目のコンサートはかなり「正統派」で(笑)感動、感動でした。 が!!正直、~これだけじゃ納得しないわよ!!~と思っていました。>大笑 やってくれましたよ。2回目。 もう楽しくて楽しくて。 もちろん聴かせどころはびしっと、笑わせどころもびしっと!! 皆さん、演奏家でありながら、「お笑い?」「俳優?」の素質も充分に持ち合わせていると思いました。 全員が、笑わせてくれましたから^^ CDは、やっぱり彦坂さんだったのですね~~ 帰って来て早速CD聴いて、爆笑。 「3回目はもっと面白いことをする!」と聞いていたので、何かなぁと思ってたんですよ。 見たかったなぁ。 (2004/10/12 07:28:56 AM) |
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