テーマ:周辺機器(89)
カテゴリ:パソコン
BUFFALOの無線LANアダプタWLI-U2-G144Nを以前使っていて、別の機器に交換してしまったのでしばらく使っていなかった。常時有線LANで使っていたPCを無線対応にするために、保管していたWLI-U2-G144Nを使うことにした。WLI-U2-G144Nのデザインは3本のアンテナがあって、とてもかっこいい。その見た目から、さぞかし送受信は快適に繋がるだろうと思った。しかし、性能は至って普通だった。わりと見かけ倒しの製品なのだが、まぁ普通に使えていた。送受信を示すランプは青く光るLEDで、明るすぎず、視認性も良い。 Windows 10のPCにWLI-U2-G144Nを取り付けてみると、動作しない。デバイスマネージャを確認するとドライバが読み込めていない。BUFFALOサイトの情報を見ると、64bitのOS用のドライバがリリースされていなかった。32bit OSならWindows 10でも公式ドライバで動くようだ。WLI-U2-G144Nを購入したのは、Windows XP SP4で運用してた頃だったので、WLI-U2-G144Nに対してはそれほど古すぎるデバイスだとは思っていなかった。ところが、公式サイトを見たら、DOS用のドライバもあったりして、かなりのロングセラー商品だったことがわかった。それでもせめて64bit版のWindows Vistaへの対応くらいはして欲しかったと思う。 Windows 10でWLI-U2-G144Nを使う情報を探すと、32bitなら動くという情報ばかりで、なかなかクリティカルな情報が見つからず、手間取ってしまった。互換チップの情報も見つけにくかった。そもそも古いデバイスなので情報が少ないこともあるが、検索方法も良くなかった。検索の重要なキーワードは「64bit」だった。どうやら他社の無線LAN製品で同じチップを使ったものがあるようだ。互換チップ製品とおぼしきドライバをインストールしたところ、64bitのWindows 10で動作するようになった。 BUFFALOの公式ツールのインストールなどは、まったく不要。ドライバのインストールだけでOK。WLI-U2-G144Nに対応可能なドライバさえインストールすれば、無線LAN機器を使う際の一般的な手順でWLI-U2-G144Nを使えるようになる。 ダウンロードサイト(非公式) 上記リンクのサイトから、以下のファイルをダウンロード。 Driver Version: 1.0.3.2 Release Date: 2007-09-11 File Size: 2.07M Supported OS: Windows 10 32 & 64bit, Windows 8.1 32 & 64bit, Windows 7 32 & 64bit, Windows Vista 32 & 64bit ZIPファイルを解凍。出てきたZIPを再度解凍。 フォルダ名から、Vista用にリリースされたドライバだとわかった。 フォルダを辿って「..\Driver\x64」を開く。 setup.exeを起動すると、ドライバがインストールされる。 その後、WLI-U2-G144Nを繋ぐと認識するはず。 デバイスマネージャを確認。 WLI-U2-G144Nが正常動作していて、びっくりマークが無ければ第1段階クリア。 タスクバーのネットワークアイコンをクリック。 無線LANのアクセスポイントが表示されれば成功。 以上、非公式な方法なので、やる人は自己責任でどうぞ。 ドライバのインストールが終わってから再度探したら、上記ドライバの公式ページ発見。同じファイル名のドライバアーカイブがダウンロードできる。そのページから、互換チップ搭載の製品名もわかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年11月10日 06時50分04秒
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