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　2022年、仮想空間のオンラインゲーム「ソードアート・オンライン（SAO）」からぬけだしたキリト。アスナを救うために妖精の国を舞台にしたオンラインRPG「アルヴヘイム・オンライン(ALO)」の世界に挑む。第23話




あのころから、俺は目の前の家族との距離感さえよくわからなくなってしまった。俺は、この家の本当の子どもではない。そのことを知ったのは１０歳のころだ。この人は本当は誰なんだろう。俺はこの人のことを本当に知っているのか。その違和感が俺をネットゲームに向かわせた１つの理由なのかもしれない。誰もがお互いのことを本当には知らない。偽りの世界、そんな心地よい場所に俺は耽溺して言った。だがSAOの２年間は俺を１つの真理に導いた。現実も仮想世界も本質的にはかわらない。そのひとが誰だろうという疑問に意味はない。できるのはただ、信じ、受け入れることだけ。自分の認識する誰かが、本当のその人なのだから。現実に帰還した俺は、すぐの顔を見て、心からうれしいと感じた。俺は誓った。この数年間との間で、すぐとの間にうまれてしまった距離を全力で取り戻そうと。でも俺は・・・　俺がすぐにできること。


キリト
「すぐ、アルの北側のテラスで待っている。」　



　待ち合わせた２人。リーファはキリトに試合をしようと持ちかけた、真剣勝負。途中でリーファは剣を捨て、キリトにとびついた。


キリト
「俺、本当の意味では、まだあの世界から戻ってきてないんだ。終わってないんだよ、まだ。彼女が目を覚まさないと、おれの現実は始まらない。」　

リーファ
「うん。私まってる。お兄ちゃんがちゃんと私達の家にかえってくる、そのときを。だから、私も手伝う。」


２人は再び世界樹へ。リーファのクラスメイトのレコンも加わり３人パーティ



　キリトは頂上に向かい、リーファとレコンは後方から回復で支援。ガーディアンの矛先が２人に向く、レコンは闇属性の自爆魔法を使った。それでも減らないガーディアン、キリトを回復させるリーファのもとにも攻撃の手が。そこへシルフ部隊が到着。そして、ケットシーのドラゴン隊も。
　ドラゴン隊はキリトからもらったお金で装備を整えていた。



　大量の援護を受け、大量の援護をうけ、キリトはドームを頂上を突破した。


飛んで。どこまでも。どこまでも空を翔けて。世界の核心まで。


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