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カテゴリ:投資・株主総会記事
2024年 5月31日 金曜日
台風が接近していましたが、昨晩低気圧になったものの、小雨で蒸し暑い東京です。 昨年までとは場所をかえて、日比谷公園近くにある帝国ホテルで SBIホールディングスの株主ミーティングがひらかれました。 5月31日(金) 東京 6月 5日(水) 大阪 6月10日(月) 名古屋 案内はがきが届き、インターネットから申し込み。 12時半受付、13時開始となっていましたが、12時半前にかなりの人だかりでした。 株主総会ではないので議決権行使書の提出はありませんが、案内はがきを渡します。 おみやげの封筒を受け取って会場内へ。 ![]() 13時、会スタート。 中央の壇上にに北尾社長。ノートパソコンを前にして着座というおなじみのスタイル。 向かって右側に、 高村副社長(SBI証券社長) 朝倉副社長(SBIグローバルアセットマネジメント社長) 川島取締役(SBI新生銀行社長) 森田専務取締役、椎野取締役、西川執行役員 左右の大スクリーンに、北尾社長のパワポ画面とカーソルが映し出せれ、それにあわせた説明。 主な内容 ・連結業績は過去最高 配当金は記念配当を含み過去最高の160円に。 ・グループ重点戦略 ゼロ革命(SBI証券の売買手数料を無償化)でも営業利益10%増加、金融収益など 今後はゼロ革命第2弾として外国株の手数料を無料化する SBI新生銀行は金利上昇による増収がコスト増を吸収 ・海外事業はサウジアラビア、アフリカなども ・宮城県に半導体工場を設置予定 (詳細は後日SBIホームページに資料、映像が公開されるので割愛します) 冒頭の案内では90分だったのですが、120分話がつづき、その後質疑応答 1.事故をおこした際にSBI損保からは契約を更新しないと一方的にいわれた。 報告書にサインしても控えをくれなかった。 すぐに調べるのであとで・・・ 2.リップルの裁判はどうなっているか。 (注:2020年アメリカ証券取引委員会(SEC)が暗号資産XRP販売を違法な投資契約としてSBIが投資しているリップル社などを提訴、機関投資家向け販売が違法として20億ドルの罰金 裁判の詳細情報はきていないが、裁判は個人向けと法人向けで扱いが違った。 罰金額がきまったが、そのまま払うことはなく、今後裁判できまるのでは。 3.SBI新生銀行は国からの借り入れのうち、どれくらい返済済か。 3500億のうち、2月に193億円返済。来年6月までに返済案を合意できるようにする。 4.株式の相互持合いについて、NTT法改正もあるがどうみるか NTTと相反するKDDI、ソフトバンクなどは相互持合いに反対の姿勢。 5.長期金利が上昇しているが、債権の含み損が増えるのでは。 日本の銀行は含み益をもった銀行とそうでない銀行が出る。 アメリカは5.5%の金利で借り換えができなくなる不動産会社がでる可能性がある。 日本の銀行は不動産貸付は少なく、満期短く借り換えリスクが低い。 6.SBIが大株主のじもとホールディングスが国の管理下になるのか(注:5月20日、一部報道) じもとHDは200億を超える赤字で無配に。国がもつ優先株は無配になると議決権を持つ。 そのために一時的に50%以上の議決権を持った状態になる。 赤字は不良債権を一時的に計上したもので、今後スポンサーを探し解消することを目指す 7.娘がSBI証券を使っていてweb画面が見づらいといっている。 web情報が多く見づらいとの声がありスマホサイト、投資信託など画面回収中。 8.SBIアラプロモのトライアルセットがなくなった、復活してほしい (回答なし) 9.暗号資産の口座数は増えつつあるが、大衆にどう伝えるか。 暗号資産増えてはきているが、まだそこまででもない。 10.日本株投資が増えているとはいえ、1人平均1万円程度。金融教育を。 以前は本などだったが、最近はSNSや動画が若いひとの情報源 SBI証券でもメディアを活用。マイナビと協力して高校生の金融教育も。 出席者は1800人超(最後に社長より申込者数発表)で座席すきまなくうまっていました。 最後に北尾社長より、SNSなどで写真を引用したなりすまし詐欺があり、注意喚起がありました。 15:32終了 ミーティングのお土産 ・アラプラス糖ダウンアラシア10日分(2,128円) ・書籍「縁と善の好循環」(1,760円) ・ミネラルウォーター(開会前に会場入り口で配布) ![]() ■過去のSBIミーティング記事 2023.11.27 2023 SBIホールディングス 株主インフォメーションミーティング東京(秋) 2023. 5.29 2023 SBIホールディングス 株主インフォメーションミーティング東京(春) 2022.12. 5 2022 SBIホールディングス 株主インフォメーションミーティング東京(秋) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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