あんみつの音らく

金曜の夜。
楽しみたいところですが、それも許されず、貧乏学生のわたくし、がんばって勉強しております。

さて、本日は滞っていた写真を少々。
写真を撮ってもなかなかアップするのを（めんどくさがりなので）、
忘れてしまっております。

普段、留学生生活は何をしているかというと、
・・・勉強？がほとんどをしめています。

アメリカじゃ一体何を食べてるの―？なんて、親にもよくきかれますが、
自炊＝日本食
ということになるんですよね。
ないしは、日本っぽい食。

J氏の大好物が、すき焼き、天麩羅、鍋、お好み焼き、カレーうどん、ちらしずしなので、
まぁ、大概よく似た感じのものを作っています。
毎回作るのは関西風のまぜまぜお好み焼きですが、今回は思い立って
広島焼きをすることにしました。

こちらの小麦粉は「オール・パーパス・フラワー」、
日本語に訳すと、「なんでもこいの粉」（あんみつ訳）。
多分、薄力粉に少々強力粉がまじった、中力粉よりも少々薄力粉よりの粉だと思ってください。

できるかなー、どうかなー、と思いながらも、とりあえず適当に生地を作り、
適当にキャベツを千切りにし、作ってみました。

おもったよりも、生地がもちゃつきます。
しかも豚バラの薄いものが売っていないので、かなりしっかりと豚肉に火を通しておかないといけません。



で、できあがったのがこんな感じ。ちょっと生地のもっちゃり感がわかりますねー。

かつお節をふって、マヨネーズとおたふくソースをかけて、お茶はかりがねの冷茶を用意しましたー。



これを見せると、たいがい母親に

「あんた、ほんまは日本におるんとちゃうんかいな。」
と冗談でいわれます（笑）。

意外と、海外でも庶民の味は再現できるんですよー。

で、広島焼きを焼きながら、どんな格好をしているかというと、




この適当さ加減・・・。

帯？しとりません。
胸紐？・・・な、なんだそりゃ？
紐は１本のみ。あとはエプロン。なにせ、お好み焼きソースがついたら嫌やからね（笑）。
あ、あとタスキをしてるので、紐２本。

なにせ、家にいるんだもん、なんでもいいんですよ、なんでも。


今日、久々に昔買った「くみあわせ事典」とかいう、元着付け師さんが書いた着物の本を見ていました。
この本が、おしつけがましくなく、意外にうまく書かれているんです。
本そのものが「こうすべきだー！！！」というトーンじゃなくて、
「私のやり方はこんな感じですが、人それぞれですからねー。」というようなおっとりした感じです。

その著者の方は、着物を着る時を公式の場と私的な場とをわけていて、
私的な場ではあまり規則にしばられず、自分流のスタイルをさがしたほうが楽しいですよ、みたいなことが書いていました。

へー。

それとか、季節によって袷とか単衣とか、規則にしばられず、その日の気候とかにあわせたほうが・・・とも書いていました。
あとは、このデザインは派手かな、とか考えずに、好きなモノをきましょう！というのも、なかなか共感できました。

本を「マニュアル」としてでなく「知恵袋」として受け取って欲しい、と明確に書かれていて、
着物のコーディネートは少々若者っぽくないなぁ（笑）
なんていう気もしますが、へぇー、と思いながら見ていました。

アメリカで公的な場に出る・・・って、ほとんどないので、やはり快適さ重視でいくのが一番。
ただし、デートの時にはちょっと帯なぞしみることにします（笑）。