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まいじー日記

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2019.12.28
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テーマ:自然観察(86)
カテゴリ:アメリカ国内旅行


ワイナリーで人気のSLO(サン・ルイス・オビスポ)ですが、我が家はそこまでワインに興味ない。ダウンタウンの可愛いカフェとかスパニッシュミッションには、私は興味あるけど相棒とピコはあまり関心なし。

ということで、私作成による今回の週末行きたいところリストは、こんな感じ。

• モンタニャ・デ・オロ:海岸の岩(ミゲリト・シェールという頁岩)、ハイキング?
• モロ・ベイ:桟橋でラッコやアシカ見たり、エンバーカデロ散策
• ピズモ・ビーチ:海岸遊び、モナーク蝶の林
• サンシメオン:ゾウアザラシ観察
• 時間があったら、エドナバレーのワイナリーに寄ってみる
• ほんとはシカモア温泉行きたかったけど予約取れなくて残念・・
• アビラビーチにも温泉あるってどこかで読んだけど存在確認できなかった。。
• ハーストキャッスルは時間ないと思うのでパス

天気予報も参考に、フルに行動できる今日は、SLOから北上方面、モンタニャ・デ・オロとモロ・ベイ、時間があったらサンシメオンまで足を延ばすことにした。

モンタニャデオロ(Montaña de Oro)はモロ湾の南に位置する州立公園。トレイルシステムが整備されてるらしくてマウンテンバイク乗りがすっごく多かった。ハイキングも充実してるらしい。とはいえ、私たちは自転車持ってきてなかったし、そもそも半日くらいしかいる予定にしてなかったので、せっかくのトレイルシステムは経験できず。相棒は次回はキャンプ+マウンテンバイクでがっつり来たいな!と意気込んでた。

ビジターセンターで地図をゲットして、最初に降りたのがすぐそこのスプーナーズ・コーブというビーチ。岩の崖に囲まれた小さな砂浜なんだけど、ちょっとした岩の小島があったり、崖のところの岩がナチュラルブリッジっぽく穴が空いてたりしておもしろくて、結局ずっとそこで過ごしちゃった。

岩の小島には波が引いた時だけ濡れずに到達できるので、ピコと私も波が引いた時を見計らってエイっと走って登ってみた。あとピコちんは砂山と池造ったり、相棒と水切り合戦したり。

そしてその岩の小島や崖のところの岩が、私が見たかったミゲリト・シェールというこの辺のカリフォルニア海岸に特有の頁岩(「けつがん」と読みます)だったので、ややジオおたく入ってる私としては大満足でした。

スプーナーズ・コーブ


ナチュラルブリッジ風


めくれそうな層になってるから頁岩というらしい


モンタニャデオロを出発して、次の目的地はモロベイ。モロ湾の南端に位置するモンタニャデオロから、湾沿いに北上してモロベイ州立公園を抜けて、湾の北端にあるモロベイの街を目指す。湾も州立公園も街の名前もみんな「モロベイ(Morro Bay)」だからちょっとややこしいけど。

モロベイ州立公園は、モロ湾に流れ込むチョロ・クリークとロスオソス・クリークの河口の三角州(エスチュアリー)に広がる塩性湿地とその背後に控えるブラックヒルからなる。この塩性湿地にいろんな鳥が集まるので、バードウォッチャーにすごく人気なんだとか。オーデュボン協会から「米国のバード ウォッチング・ベストスポット」に認定されたこともあるらしい。

Visit Californiaの日本語モロベイ紹介ページ

私たちもエスチュアリーに沿った短いループのトレイルを歩いてみたんだけど、本当にたくさんの鳥がいた。大きなアオサギ、優雅なシロサギ、灰色ペリカン、細くて長―い嘴のダイシャクシギ(long-billed curlew)その他私には名前のわからない鳥たち。。

三角州の向こうに見えるこんもりした丘が「モロ(Morro)」


相棒撮影によるダイシャクシギの写真


相棒撮影によるアオサギ写真


相棒撮影によるたくさんの鳥たち


バードウォッチングを堪能した後は、モロベイの街へ。エンバーカデロ(埠頭エリア)を散策しつつ、桟橋へ向かう。モロベイではラッコの保護活動が盛んで、2つあるT字桟橋からはいつもラッコが観察できる・・と聞いていたので。

まずは南側の桟橋(South T Pier)に行ってみた。アシカはいたけどラッコはいないなー、でもランドマークのモロ・ロックの眺めがいいなあ・・とあたりを見回していると、ラッコいた!一匹だけだったけど、お腹に貝を載せてカチカチもやってた!

とりあえずラッコ見られてよかったねー、と話しつつ、北側の桟橋(North T Pier)にも行ってみる。そしたらそこにもいました!ちょっと離れたところに、お腹に子供を乗せたお母さん?らしきラッコが。そのまま子供は水にもぐり、お母さんだけこっちにスイーっと泳いできた。ラッコ以外にアシカもいました。

T桟橋とモロ・ロック


iPhone8のカメラでは外付け望遠使っても捉えきれず・・


相棒撮影による仰向けラッコ


もうかなり日暮れも近くなってたんだけど、せっかくだし!ということで、ゾウアザラシのコロニーを見るためにサンシメオンまで北上(約30マイル)。

途中ちょっと迷って別のビーチに降りちゃったりしたけど、なんとか暗くなる前にピエドラスブランカスのゾウアザラシ観察スポットに到着。

車を止めて海岸沿いの遊歩道を歩きながらビーチを見下ろしてみると、いるいる!!巨大なオスやら「缶詰のイワシ」のように折り重なったメスやらがゴロゴロと砂浜に転がってる〜!

夕暮れのビーチに転がるゾウアザラシ・・


折り重なり系


基本的にはただ砂浜に転がってるだけなんだけど、見てるといろいろ動きがあっておもしろい。生まれて1日〜2日の本当の赤ちゃんゾウアザラシもいるし(成獣が灰色なのに対し、赤ちゃんは毛皮が黒い)。赤ちゃんゾウアザラシの鳴き声が犬っぽいって初めて知った〜〜。

ゾウアザラシのオスの成獣は2トンにもなろうかという巨体で、メスは体重もオスの半分以下。強いオスがハーレムを作るので、1頭のオスの守備範囲内にメスがわらわらと集まっているんだけど、その周りに若いオスが機会を伺っていることも・・。

オスは時々起き上がって「オウオウ」とよく響く威嚇音?を轟かせるし、メスたちは時々もぞもぞ位置を変えてはお互いにつっつきあったりアウアウ言ったり(「アナタもうちょっとそっちに寄ってよ」「やーねどいてよ重いわよ」「何よアナタこそ突っつくのやめてよ」って感じ?)。

生まれたばかりの赤ちゃんがお母さんにくっついてお乳飲み始めたり、「ちょっともういいでしょ」みたいな感じでお母さんが赤ちゃんの頭を軽くはたいて寝返り打ったり・・(赤ちゃんちょっとかわいそう)。

集団の端の方では機会を伺う若いオスどうしなのか、若いオスをメスが撃退してるのか、なんか争ってたりするし。

この辺にいるのはキタゾウアザラシで、1月〜3月は繁殖期で海岸のコロニーが一番混雑する時期。

12月にまず成獣のオスがやってきて覇権争い&場所取り。成獣のメスは12月後半〜1月にかけてやってきて、到着後数日で出産。授乳期間は4週間くらいで、その後オスと交尾して数日で海に戻る。メスの後を追うようにオスもビーチを離れ、仔アザラシは3月〜4月頭まで浜に残って浅瀬で体を慣らした後に海に出る。夏〜秋にかけてバラバラと浜に戻ってきて1ヶ月くらいかけて換毛する。

コロニーはカリフォルニアの海岸部に散らばってて、もっとうちに近い方でもアニョヌエボとかポイントレイズとかにもたくさんゾウアザラシが集まる海岸がある。

私と相棒は以前アニョヌエボでもゾウアザラシ観察ツアーに参加したことあるんだけど、ピコちんは繁殖期のゾウアザラシコロニー観察は初めて。すっごくおもしろかった!と喜んでて、その後もゾウアザラシの鳴きまねとかしたりしてます。






最終更新日  2020.01.11 05:38:09
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