相田みつを 「親父 負ける」
今日は 題を「負けることの尊さ」とつけました。 係の方から 私のところに電話がありまして 題をどういうふうにつけたらいいでしょうか? と聞かれたので とっさに 「負けることの尊さ」と 言いました。 実は この二年ばかり 私は講演を頼まれると 面倒臭いというと語弊(ゴヘイ)がありますが 「負けることの尊さ」という題で ばかりでしゃべっているんです。 行き場所によって 内容違うんですけど。 何故そういう題をつけたかといいますと 誰だって負けたくはありませんね。 ところが 私自身を振り返ってみても 理想に燃えて 努力をしても 世の中のことというのは なかなか自分の思うようにならないんですね。 皆さんだって 過去をふり返ってみれば 決して自分の思い通りには 生きて来られなかったと思うんです。 ーーーーー続く 相田みつを 「負けることの尊さ」から その14