神想観の念じ方
「この妙(タエ)なる実相世界にいて 吾(ワ)れ神の子として 神より無限の生かす力の 供給を受けつつあるのである」 こう念じまして 静かに鼻より息を吸います 空気を吸うと 思わず 「神の生かし給う力 吾に流れ入る 流れ入る 流れ入る」 と念じながら 静かに静かに息を吸います 充分息を吸い終わりましたら その息をそのまま下腹に落とします 下腹を前にふくらませるような気持ちで じーっと息を下腹にたたえます そして 今流れ入ると感じた 神の生かし給える力に 「満たされている 生かされている ありがとうございます ありがとうございます ありがとうございます もはや吾れ生くるにあらず 神の命ここにあって生くるなり」 と念じつつ じーっと息を下腹にたたえます。 しばらく息をたたえておりますうちに 自然に息が鼻より漏れてまいります 漏れるに任せ 七分どおり息が出てしまいましたら また静かに鼻より息を吸います そしてまた 「神の生かし給う力 吾に流れ入る 流れ入る 流れ入る」と 繰り返して念じてきますと 最後には息の事はもう思わなくなって ただ光り輝く実相のすばらしさを じーっと心の中に見つめます 谷口清超著 「神想観はすばらしい」から抜粋