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つくることは広い広い海でたくさんの可能性を与えてくれると思います。
私は描くことが大好きです。 それを今は美術・芸術・アート・・いろいろな呼び方で呼ばれているのだと思っています。 <つくること>と感覚は仲良い友達です。「感じるこころ」をあらゆるところからキュッキュと磨いていくことがおもしろいと思っています。 ひとつ新しいものの見方を見つけると、世界もひとつ広がり、同時に、自分が深まっていく楽しさが増していきます。 「感じるこころ」を考えていく過程を、少しでも分け合えたらとてもうれしいと思っています。 PCについてゆっくり勉強しておりますので、至らない点あると思いますが、どうぞ、よろしくお願いいたします。 気軽な感想、御意見大歓迎です。ただし、サイトを訪れてくれる方へ不快な思いを与える等迷惑コメントは削除させていただきます。 強さを与える癒しを描く画家 もんまわーるど 自己紹介、大きな画像での作品がみられます。 アートエンジニアリング 幅広い視点でアートをとらえています。 MOMMA's Artwork 主にファインアート、インスタレーションです。 関連ページリスクマネジメント現在メンテナンス中。 ART-M リビングプラネット 音楽や映像も一緒になって総合的に表現しています。
テーマ:自分らしい生き方・お仕事
カテゴリ:絵の楽しみ方/見方
絵の物語を知る楽しさ。 この中に、依頼者や作者の意図を知ることも含まれます。 この視点だけだと、 絵には一つの正解がある、という見方になります。 もう一つは、絵の背景や物語を気にせずに、 自由に想像する楽しさ。 この見方になると、絵には無数の正解がある、という見方になります。 私は、 両方の楽しさを味わってもらいたいと思っています。 美学の専門用語で言うと、これは、解釈に当たります。 解釈には二通りある、のです。 歴史的には、 絵の物語を知る解釈の仕方が、一般的でした。 宗教画や歴史画などは、 絵を通じて聖書や仏教を学んだり、 歴史的な事実を学んだりするために描かれていたからです。 しかし、絵が伝えているのは、それだけではありません。 時代や民族や作り手の個性も自然に滲み出るものです。 いろんな時代や地域の絵を見比べたら、すぐそのことに気がつきます。 だから、 つくり手の意図を超えて、さまざまに解釈することも、 間違いではないのです。 実際、歴史が積み重なって、同じ時代でもいろんな地域に違いがあるのが わかってきた19世紀になって、 自由な解釈の仕方も認められるようになりました。 そして、21世紀になって、 自由な解釈の重要性が、クローズアップされてきています。 今の時代は、Volatility(不安定) Uncertainty(不確実) Complexity(複雑) Ambiguity(曖昧) VUCAになっているといわれています。 一つの事実に対して、 一つの見方だけ、一つの考え方だけでは、 対応しきれない時代だ、と言われているのです。 実際、 コロナによって、今までの常識の多くが、 新しい常識に置き換えられたり、 私たちは常に、いろんな変化に柔軟に対応していく必要があります。 だから、いろんな解釈を楽しむ絵の見方は、 時代にマッチしている、と言うこともできるでしょう。
最終更新日
2021年09月14日 07時38分09秒
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