カテゴリ:時事
得意先の選挙協力依頼のために上司と同行。
しょっぱい。 もちろん自分は発注者なので、行った先の人ががけんもほろろな態度ということはない。迎える側もこちらの立場をわかっていて、なんとなく苦い笑いをおたがいにしながら署名の説明をしたりする。「まあ仕事ですしねー」みたいな雰囲気だ。なにもいわないところがまた日本人だ。 はたしてこのツアーで何人が投票するのだろう。名前を書いたからってその党にいれるとも思えない。むしろ、反発したりするような気もするけれど。嗚呼中小の悲哀。 私が間違って出世したりした日にゃあ、同じことをやらなくてはいけないのか。やだなあ。被選挙権でも行使するかね。そして中指をたてて叫ぶのだ。 Scrap & Scrap! とかな←外山氏元気ですか。 何がいやかって、露骨な利権というニンジンもなく、義理人情で動かざるを得ないところだ。まだ料亭で偉い人同士箱の底になにかが入った土産のひとつもやりとりして、手をポンポンと叩くとキレイどころがしゃなりしゃなり入ってくるというベタな風景でもあればいいのだが(いいのか)。ただなんとなく真綿で首をしめるようにこういう活動の話がくる。 もうひとつ腹がたつのは、1票の重さの実感である。 東京23区に住む同僚がいるのだが、社長の斡旋で直々に党の偉い人が挨拶に行ったりするのだ。こちらにも来て欲しいという話ではない(だいいちあいたくないし)。票の格差が合憲という判決がでているけれどこういう実態をみればどこが平等なんじゃあ!とアホ判決だした裁判官に飛びつき腕十字をかましたくなるわけで。 めんどくせー。 どうしたらハッピーになれるのだろう。とパターンを考えてみる。 思想信条をどっぷりこの党にあわせること。 会社の方針にまったく無批判にうけいれ、署名にいくことになんの疑問ももたない上にやりがいをかんじるようにしむけること。 署名にいくたびに給料があがること。 署名が相手をふくめてみんなを幸せにすると信じられること。 どうかんがえても、どれもSFの世界だ。あるいはサイコホラーか。 ・・・こういうときに世間では言うんだろうなあ。ありえねーって。 こういう煮え切らないしょうもない態度って、税金食いながら国旗国歌を拒否しているアホ教師といっしょかしらん。どうみても給料の範囲じゃねーよ。さあ、オレを黙らせる給料を! ・・・それこそありえないのだが。はー、とかとんとん(意味不明)。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月29日 05時48分49秒
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