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カテゴリ:時事
テレビ、ビデオ、パソコンなどに毒された子どもたちの“脳”は破壊され、結果として、親子のコミュニケーションも乏しくなります。こうした子はおとなしく、手がかからないので一見いい子にみえますが、逆に内面的に問題を胎み続け、将来的に問題を生じさせる下地をつくっているのです。
と、私のようにピュアでいたいけな親の恐怖を煽るようなチラシが投函されていた。要はそうならないように年間いくらだか払って(巧妙なことに金額が明示されていないのだ。80万円だかするらしい)教材を買えという話なのだが。 パンフに写っている教材をみるかぎり、はらぺこなんとかとかぐりとなんとかとかミレーの絵の複製とか、たいしたモンはつかっていない。逆にいえばシンプルでいい教材ともいえるが。わざわざ80万の価値はあるのかどうか? というわけで。 1日そのフレーズがブーム@もんたま家。 やばい、パン食わせすぎた。イースト菌で脳が破壊されたかなあ。とか、 やばい、散歩させすぎた。散歩で脳が破壊されているかも。とか、 やばい、この絵本の読みすぎでムスメの脳が破壊されているかもなー。とか。 悪意はありまくりである。親の(というより私の)脳が破壊されているのかもしれない。 ・・・こういうモノの見方こそが“将来的に問題”という大人の果てであろうか。 「IQ130以上の優秀・英才児出現率83.55%」「(26×17÷2-172+3)÷2の計算が2歳頃にできるようになります」らしい。たいそうなことをいっている割には理想の子供像がしょうもないと思うのだが。売る側はテレビビデオパソコンを観すぎたのかしらん。この教材でもいかがですか←棒読み。 と書いてみて気づいたのだが、教育産業のいう「理想の子供」は一度は疑ったほうがいい。「2歳ごろに計算ができる」というところに「すばらしい絵がかけるようになる」とか「豊かな感性がこのように育まれます」と書いたところで私の結論(「買わない」)はかわらない。結局は「なぜできるのか?」と突っ込んだところで実態はないのだ。 ダイエットに似ている←多くは結果がでないところも。 ということは、ビリー何某のキャンプビデオ、次は教育ネタでいけるぜ。 次は古文の接続だ!海馬がじんじん来てるだろ!センター試験を意識しろ! とかどうだろう。それならオレが買う。絶対。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月08日 17時29分02秒
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