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まんがよみ日記

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カテゴリ:時事
冒険家は冒険しない(本多勝一)

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同僚から借りた「岳」にはまる。



山の救難ボランティアの活躍を描いた作品だ。

とにかくこれでもかとテンコ盛りに遺体(というより死骸)が出てくるのに無常感がない。生命の実感がある。

仲間が滑落しても頂上を目指そうとする登山家の姿勢。

冷徹に助かるほうから助けようとする判断。

傍目にみたら狂気を孕んでいるはずなのだが、そうはみえない。清清しさ、爽やかさすら覚える。

圧倒的なルールに従いながらも生きようとする意思。チャレンジしようとする姿勢に痺れるのだろう。

死はあくまで結果であって、最後まで生にしがみつこうとする姿になによりも打たれる。遺体がモニュメントにすらみえてくるから不思議だ。

子供のころこんな本に逢わなくてよかった。出会っていたら山男になっていたかもしれない。運動神経ゼロのくせに。

とにかく小さなミスが生命の危機を引き起こすリアルさが凄い。

これを読んで以来、遭難事故の報道が気になっている。

日テレはメディアの責任として秩父の遭難の真実を明らかにしてほしい。そこに「いい映像」を追求するあまり拙速な無計画さはなかったかを。(♂)





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最終更新日  2010年08月05日 01時36分47秒
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