桜の教え。

今日が、ちょうど東京に来て　2年目になるね。

　

　

一階のお兄さんとお姉さんに連れられて

右も左も分からないなか、中野通りの桜を見に

自転車をひきながら深夜の道を歩いてた　あの頃。

　

あの　ひとつ屋根の下みたいな生活も今年1月で終わり

思い出の桜にほど近い場所に引っ越すことになった。

　

　

満開の桜と、それを照らすオレンジの街灯が延々と続く…

あの頃と全く同じ光景。

　

お酒はなくっても　ゆっくり自転車を押しながら見る夜桜は

格別のうつくしさ。

　

　



　

この2年、どこか焦りながらも

色々なことを選択できずにぐずってきた心。

この私の弱さは　何か大事な忘れものを見つけるためだったと

言い切ってしまっていいかもしれない。

　

最初に全速力で走り過ぎた影。

やっと　私自身が追いついて来たのかな。

　

　

731回の　朝と夜。

晴れても雨でも曇でも…全てに意味があったと。