株が今、一番恐れて・・(続)
(前日からの続き)しかし、安心して欲しい。押して、どのくらいであろう。16,000円を割ることは現状、想像しにくい。昔から多くの市場参加者が同じ間違いを犯してきた。マーケットは長期で上がると思うが目先、売られそうだから売る。下がった所を買い戻して、キープ・ロング(株保有)に。目先の小さな下げを取りに行っても、たかが知れている。買い戻せないのが関の山だろう。小局は小局、大局を睨んで、投資を行う必要がある。ポイントは政治+金利(株下落要因)vs好調な企業業績(株上昇要因)。ゼロ金利解除は夏?小泉首相の後釜は秋?株は半年先を織り込んでいく、と言われている。つまり、新聞に掲載された時点でいつの間にか市場に織り込まれ、株価が形成されている。だから“悪材料で尽くし感”なる言葉が生まれるのです。(つまり、悪い材料、例えば量的緩和解除が出ても既に市場は予想しており、それが発表されても株価下落ニュースであっても、マーケットは下がらないこと。逆に、空売りの買戻しを巻き込んで、上がるケースが多い)通常の年なら(傾向)、GW前に多少手仕舞いをして5月6月に落ちた所を買い戻してサマーラリー(夏相場)を期待しつつ8月・9月は一休み10月(アメリカで大暴落の多い月)の不気味な月を経て年末の上昇相場へ。結論:16,000円を割ることがあるのだろうか?マーケットは上昇、下落(調整)の繰り返し。前述したポイントを踏まえた上でポジション管理をされたら、と存じます。但し、マーケットを動かせるのは、既に私が述べたポイントでなくもっと違った何か=驚き(サプライズ)です。それは何なのか?ここが皆、判らないからマーケットは面白いわけです。短期志向の人(こまめにマーケットに参加できる人=こまめに、決めた通り売買できる精神力のある方)はGW前にポートフォリオを少し軽めに下がった時に機動的に動かせるように。長期志向の人はドル平均法(毎月一定額の投資法)で買うのをお薦めかな。