カテゴリ:ヨーロッパ
名門ハプスブルク家の中心勢力圏だったウィーンは、街中が歴史的建造物のような街。ハプスブルク家の栄華のもと、数々の音楽や美術や建築が発展したのかと思うと、街歩きも感慨ひとしお。西洋史に何度も登場する場所であるだけに、住民も誇りを持って頑固に古いものを守っているようです。
◎シェーンブルン宮殿 女帝マリア・テレジアが暮らしたシェーンブルン宮殿は、子供の頃に「ベルサイユのばら」を読んで以来、いつか訪れたかった憧れの場所。実物を見たら、やっぱり「ベルばら」が甦りました…幼いマリー・アントワネットの不勉強ぶりに母マリア・テレジアが怒っているシーンとか(笑)マリー・アントワネットが6歳のモーツァルトに求婚されたという逸話もちょこっと出てきましたね。 ![]() ↑宮殿全景。南側にはよく手入れされた花園と森が広がる。 宮殿内部は何種類かあるチケットのいずれかを買って入ります。ガイドがいない場合は各国語のガイド機(トランシーバーみたいなもの)をレンタルすることも可能。王族が食事をした部屋、お茶会をしたサロン、娯楽室などが見学できます。 ![]() ↑三叉の矛を持ったネプチューンと女神テティスの彫像があるネプチューンの泉。 ![]() ↑宮殿南にひろがる広大な庭園を抜けて小高い丘を登ると、皇妃エリザベートもお茶をしたという「グロリエッテ」がある。 ◎「クライネス・カフェ」 ウィーンといえばザッハトルテ、というわけで、甘いものが苦手なおはまもカフェでお茶。実はここは、映画「ビフォア・サンライズ」でイーサン・ホークとジュリー・デルピーが占いをしてもらうシーンに登場したカフェ。この映画が大好きなので、同じ場所にいると思うとめちゃテンション上がります ![]() ![]() ↑「クライネス・カフェ」はその名のとおり小さなカフェ。カウンターは常連のための予約席になっている。 ![]() ↑ザッハトルテがなかったため、アップフェル・シュトゥルーデル(アップルパイ)をチョイス。 ◎シュテファン寺院 ウィーン中心部のさらに中心にそびえるランドマーク、シュテファン寺院。市内の主な建築物からはたいていこの教会の塔が見え、鐘の音が聞こえてきます。教会も好きなおはまは、通りすがりにふらっと中に入ったのですが、入場は無料。ステンドグラスが素晴らしく美しく、見ているだけで敬虔な気持ちになります。 ![]() ↑重厚なゴシック建築で、屋根にはモザイクが施されたシュテファン寺院。 ![]() ↑後で確認したところ、教会のカタコンベ(地下墓地)にハプスブルク家の人々の内臓とペストで死んだ人の遺骨などが納めてあるそう。カタコンベに入るのは有料。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月13日 22時42分19秒
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