カテゴリ:日本
翌日は、雨が降り出さないうちに長崎の観光地をざくっと見学してきました。
◎グラバー園 久々に訪れたグラバー園ですが、長崎港を見下ろす丘にあるため、敷地がけっこうな坂だったことを思い出しました。そんな長崎らしい風景も、明治時代の洋風建築の数々も素敵でしたが、おはま的にはあちこちに設置されたエスカレーターがどうにも残念。観光地の保存と利便性の両立の難しさを感じます。 ↑昔と変わらない旧グラバー邸。対岸には三菱重工造船所も見える。 ◎大浦天主堂 グラバー園の隣にある大浦天主堂は、正面から見るとマカオの聖ポール天主堂跡のファサードを彷彿とさせます。内部は撮影禁止ですが、ゴシック様式の落ち着いた空間が広がっていて、ステンドグラスがみごとです。 ↑天主堂とのバランスも美しいマリア様(日本之聖母像)。 ◎出島 とりあえず指示されるがまま中に入ったものの、ちょっとイメージと違い、「どれが出島???」となったおはまたち。実は、出島の周囲は埋め立てが進み、今は昔のような扇型をしていないんだそう(ボランティアガイドさんの説明で謎が解けました)。施設内に再現された当時のオランダ人の生活ぶりも非常に興味深いものがありました。慣れない東洋生活はさぞ大変だったでしょうな。 ↑東側ゲート近くにあるミニ出島。こちらは教科書のイメージどおり。 ◎中華街 出島から徒歩1分ほどの場所には、小ぢんまりした中華街があります。中国に住んでいる今、改めて中華街を見てみると、これは中国ではなく日本だなあと。あくまでルーツは中国ですが、「本家」とは違う時間の流れのなかで、現地文化と融合して別物になっているのがよく分かります。 ↑中華街入口のゲート。内部は飲食店と土産物屋が中心。 今回は、中華街の有名店「江山楼」(本館)で長崎名物のちゃんぽんをいただきました。ちゃんぽんもそうですが、ハトシ(魚のすり身をパンで挟んで揚げたもの)や東坡煮まん(角煮まん)など、長崎名物には中国の影響を受けつつ、独自の進化をとげたものがたくさん。今回はあまり試せませんでしたが、機会があったらぜひ食べたいものです。 ↑魚介と野菜の複雑なうま味が味わえるスープが最高! そんなわけで、花見に観光に買い出しに日帰り温泉にと、非常に慌ただしい弾丸ツアーでしたが、日本の桜を見られて、それなりに満足のおはまでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月10日 09時40分27秒
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