カテゴリ:思考
前回に引き続き、池谷裕二・糸井重里著『海馬 脳は疲れない』に関連した話です。 今回は、経験メモリーの蓄積についてです。 最初のチカラを1とすると、経験メモリーは、べき乗(たとえば2の何乗)で増えていきます。 要するに、パソコンのビットと同じですよね? 2の2乗=4 Windowsで言えば、32ビットの次は、64ビットです。 「この仕組みを、なんとか応用できないだろうか?」と考えました。 私の思考パターンには、定番シリーズが存在します。 一言で表現すると「人間とは何か」です。 あまりにも重いテーマです。 <主題> 2番が分かりにくいかもしれませんね。 3つの主題に、3つの解釈を加えて、掛け合わせます。 <解釈> 3の3乗=27通りのパターンが成立します。 「主題や解釈を新たに設定して、バリエーションを増やせないだろうか?」と思い立ちました。 修正案は、以下の通りです。 <主題> <解釈> 3の3乗=27通りから、4の4乗=256通りのパターンに増えます。 主題や解釈にサブ項目を立て、さらに細分化することが可能です。 例えば、1つの主題に、4つのサブ項目を立てれば、乗数が増えます。 4つの主題に、それぞれ4つのサブ項目を作ると、 だんだん数字が大きくなってきたので、計算に自信がありません......。 話を戻しますね。 主題を、時代・地域・言語などで絞り込むことができます。 「いつの時代の、どの地域で、誰が考えたか」によって、解釈は異なります。 もちろん、時代や地域が違えば、異なる考えが存在します。 どれか1つに絞り込むのではなく、バリエーションを楽しむ感覚で、「限られた知識を、有効活用できればいいなあ」と思いました。 【参考文献】 池谷裕二・糸井重里著『海馬 脳は疲れない』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.11.05 19:54:40
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