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湯花未央

湯花未央

2013.11.05
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カテゴリ:思考 

前回に引き続き、池谷裕二・糸井重里著『海馬 脳は疲れない』に関連した話です。

今回は、経験メモリーの蓄積についてです。

最初のチカラを1とすると、経験メモリーは、べき乗(たとえば2の何乗)で増えていきます。

要するに、パソコンのビットと同じですよね?

2の2乗=4
2の3乗=8
2の4乗=16
2の5乗=32
2の6乗=64
......
(以下、省略)

Windowsで言えば、32ビットの次は、64ビットです。

「この仕組みを、なんとか応用できないだろうか?」と考えました。

私の思考パターンには、定番シリーズが存在します。

一言で表現すると「人間とは何か」です。

あまりにも重いテーマです。
普段は、テーマを分解して、主題を設定しています。

<主題>
1 ファンタジーとは?
2 物語るということ(=history)
3 笑いとは何か?

2番が分かりにくいかもしれませんね。
「物語るということ(=history)」は、突きつめれば、「人間の営み」です。

3つの主題に、3つの解釈を加えて、掛け合わせます。

<解釈>
1 文学的解釈
2 歴史的解釈
3 哲学的解釈

3の3乗=27通りのパターンが成立します。
考え事の大半は、27通りのパターンをなぞっています。

「主題や解釈を新たに設定して、バリエーションを増やせないだろうか?」と思い立ちました。

修正案は、以下の通りです。

<主題>
1 ファンタジーとは?
2 物語るということ(=history)
3 笑いとは何か?
4 考えるってなんだろう?

<解釈>
1 文学的解釈
2 歴史的解釈
3 哲学的解釈
4 心理学的解釈

3の3乗=27通りから、4の4乗=256通りのパターンに増えます。

主題や解釈にサブ項目を立て、さらに細分化することが可能です。

例えば、1つの主題に、4つのサブ項目を立てれば、乗数が増えます。
4の5乗=1024通りのパターンです。

4つの主題に、それぞれ4つのサブ項目を作ると、
4の8乗=65536通りのパターンになりますね。

だんだん数字が大きくなってきたので、計算に自信がありません......。
もし間違っていたら、コメントをお願いします。

話を戻しますね。

主題を、時代・地域・言語などで絞り込むことができます。
例を挙げると、「19世紀の日本文学、小説」という範囲です。

「いつの時代の、どの地域で、誰が考えたか」によって、解釈は異なります。
先ほど例に挙げた、「19世紀の日本文学、小説」でも、夏目漱石と森鴎外では、考え方が違います。

もちろん、時代や地域が違えば、異なる考えが存在します。

どれか1つに絞り込むのではなく、バリエーションを楽しむ感覚で、「限られた知識を、有効活用できればいいなあ」と思いました。

【参考文献】

池谷裕二・糸井重里著『海馬 脳は疲れない』
 朝日出版社 2002年9月30日 初版第7刷 発行






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最終更新日  2013.11.05 19:54:40
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