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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2014.01.10
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カテゴリ:カテゴリ未分類
5日に、ぶーてぃさんから

<<メッセージ>>
幼児期の子育てにおける親の役割について、明確に書いていただきとてもわかりやすく参考になりました。学童期(細かくわかれるのかもしれませんが・・・)の子育てにおける親の役割を同様におしえていだだけないでしょうか?ちなみにわたしには小学一年生(6歳)の息子がいます。よろしくおねがいします。

という質問を頂いたので、このことについて書いてみます。

実はこれはなかなか難しいのです。

2才頃までの子どもは、「お母さん」が側に居ればそれだけで必要なものが充分に満たされてしまうので、お母さんとの関係が子どもの状態に直接的に影響してきます。

でも、いわゆる「反抗期」(イヤイヤ期)が来る頃から少しずつ「仲間」との関わり合いが必要になります。

この頃から「お母さんとの関係」だけでなく、「仲間との関係」の中にも自分の居場所を求めるようになるのです。

そのため、この頃から、子育ては「子どもとどう関わるか」ということだけでなく、「子どもにどういう環境と仲間を与えるのか」ということが重要になってきます。

つまり、「お母さんの役割」が変化するのです。

4、5才頃になると仲間と群れて遊ぶことが出来るようになりますが、これは「役割」とか「人と人の関係性」というものが見えるようになってきたからからです。

ですから、「仲間」も、「遊ぶ場所」も、「遊ぶ時間」も、また「束縛されない自由」も必要になります。

この頃から、お母さんには「そのようなものを子どもに与え、そして見守る」という役割が必要になります。

それは、子どもが困った時には手助けし、泣いて帰ってきた時には抱いてあげ、一生懸命にやっている時には励まし、そして待ってあげる、でも子どもを信じて、あまり手も口も出さないという関わり方です。


また、役割というものが分かるようになってくるので、「お母さんの状態」だけではなく「家族の状態」も重要になって来ます。

2才頃までは「お母さん」が一緒ならそれだけでOKだったのですが、次第に「家族と一緒」が必要になってくるのです。

6、7才頃まではそのような状態なのですが、小学校に上がる頃から子どもの育ちに必要なものがまた変わってきます。

この頃から子どもはもっと広い世界に気付き始めます。大人達が作っている「社会」というものが見えてくるのです。そして、自分のお母さんや家族だけでなく、色々な大人や色々な仕事などにも興味を持ち始めます。

ですから、この頃から子どもの育ちには、「家庭以外の場での、色々な大人や社会との出会い」が必要になります。


ただ、昔は地域の中に「子ども達が大人達と出会う場」が普通にあったので、子ども達は仲間と遊びながら自然と「色々な大人」の姿を見、「色々な大人」と関わることが出来たのですが、地域のつながりが崩壊してしまっている現代社会では、子ども達は家の中で遊ぶか、公園という閉鎖空間の中でしか遊んでいないので、親や先生以外の大人と関わったり合ったりする場がないのです。

それ以外に、子ども達が見ている大人は「テレビの中の大人」ばかりです。

そのため、「大人」とか「社会」というものについての、正しい認識を得ることが出来なくなってしまっているのです。

それが今、様々な問題の原因になっているのです。


ということで続きます。





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Last updated  2014.01.10 07:59:17
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Re:「子どもの成長に伴う親の役割の変化」(01/10)   しゅん さん
ゲームを全くしなかった主人が1年前からパズドラにはまり、最近は9歳の息子と共有の話はそのことばかりです。
幸いサッカー部に入っているので主人以外の大人から学ぶこともあると思いますが。

私は時間をみつけて、まわり将棋をしたりトランプしたり息子と遊ぶよう努めていますが、ほっておくと足がいたくなるほど座ってドラゴンのアレンジの絵をかいています。ゲームの影響に関する絵です。

絵についてはどういう生物かなど話してくれます。
楽しいんでしょうね。
私より主人が魅力なのです。昔から。

だから、幼児期私と2人きりでつまらなかったのだと思います。息子は幼いときから男の人が好きだったんです。
(2014.01.10 20:05:01)


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