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「トンカチぼうや」(いとうひろし作)という絵本があります。
これです。 トンカチぼうや/いとうひろし【1000円以上送料無料】 この絵本の中では、お父さんの犬小屋作りの邪魔をして叱られた「トンカチぼうや」が、お父さんの道具箱からトンカチを持ち出して、色々なものを叩いて遊んでいます。 でも普通と違うのは、「トンカチぼうや」は「叩くこと」を楽しんでいるのではなく、その「音」に興味を持って、「音」を探して色々なものを叩いていることです。 そしてそれを「絵」として表現しています。 本来は絵本の中で音を出しても、絵本を読んでいる人に実際に聞こえるわけがないのですが、それが「絵」として表現されると、なんとなく、その音が聞こえるような気がしてくるのです。 ガードレールを叩いたら、こんな音がしました。 なんか、音が聞こえて来ませんか。 他にも木を叩いたり、水を叩いたり・・・・ トンカチぼうやは「音」を「絵」に例えていますが、例えることで分かりやすくなることがいっぱいあるのです。 そして、どういう例で例えようかと考える時に、自分自身でも、自分が伝えたいものへの理解が深まるのです。 子どもに何かを説明する時も、大人の言葉でそのまんま説明するよりも、それを「子どもが体験的に知っていること」に例えてあげると、子どもでも理解しやすくなります。 その過程で、「自分が子どもに何を伝えたいのか」ということを考えることが出来ますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.20 13:25:07
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