詩集先行予約。60冊ぐらいまで行きましたが、なかなかそれ以上が伸びません。100冊が目標です。ぜひご協力を。◆ 2020年はるかぜ書房刊行予定 ◆
森川雅美 新詩集『日録』 先行予約のお願い
森川雅美詩集刊行プロジェクトを立ち上げます。現在、新詩集『日録』の刊行を準備しています。福島を中心に3・11以降の日本を描きます。
つきましては、先行予約で応援いただけると幸いです。メールまたは電話でご連絡ください。(お名前、電話番号、メールアドレス、ご希望の冊数)。
目標の100人に達しましたら、振込先等をご連絡いたします。ご入金確認後、書籍の制作に入ります。なお、三冊以上お申込みの方には、森川の自筆原稿もプレゼントいたします。
収録作品より一部抜粋
ゆっくり草をはむ無常がそよ風に靡いていき
ゆっくり草をはむ夢が四方に霧散している
降り積むものはやむことなく静かだから
首筋をかすかに掠めて通る不明のあり処に
いくつも重なり残っていくふかい蹄たちの跡
人たちの営みなおも続けられる時のままの
だが聳える太陽の塔はまだ燃えつづけて
立ち止まったまま凍りつく姿勢が過りいく
ばらばらになった手や足や顔がただ照り映え
ゆっくり草をはむおとがいが地に伸びいき
ゆっくり草をはむ百年が形を失っている
価格 1500円+税
森川雅美 詩人、歴史ライター
詩集に『くるぶしのふかい湖』『山越』など(共に思潮社)。
「詩歌梁山泊~三詩型交流企画」代表として、WEBページ「詩客」と年1回の「詩歌トライアスロン」を主宰。「脱原発社会をめざす文学者の会」幹事。「日本歴史時代作家協会」理事。詩の即興朗読なども行う。
メールアドレス masami-m@muf.biglobe.ne.jp
電話 03 ∸3328-3230