歩楽環素style

「叫んで欲しかった」
朝日新聞の社会面に東淀川区の４人の一家心中の記事
奥さんのお腹の中には３人目がいた

冷蔵には何も入ってなかった
借金が900万円

3人目を妊娠して奥さんが働けなくなった・・・
フリーで電気工事を請け負っていた夫はまだ36歳

仕事がなかった？

子供は前日まで保育園に行っていた。ちゃんと。ちゃんと保育料も払われていた

ケイタイに残された「遺言メール」
ケイタイは生きているのに「助けてくれ」叫ぶことさえ、できない
9階から飛び降りる前に、もっともっと、ナニカデキタのでは・・・

日本での自殺者数は３万数千人。自殺をはかる人は10万人を越えていると言われている。この異常
イラク戦争当初アメリカ軍が奪ったイラク人の命、37000柱と言われている

堂島の友人W氏が「公務員は時給にすればいい」といった

決して責任を取らない人々は働いた分だけお金を支払えばいい、年功序列の給与は無駄だと僕も思う

わたしたちも私たちが「共生」の願いを託し選んだ人々も、アメリカ軍が殺戮したイラクの人々と同じ数の毎年毎年の自殺者を救うことができない

それどころか格差はさらに進んでいる

「おにぎりが食べたい」とノートに残して餓死した男性も、生活保護辞退の書類を公務員に書かされたと、同じノートに書いていたという

どうしてもこうしても食えない人に用意されるのは社会保障じゃない、金利18％のますます首を絞めるシステム

選挙で「それでは、あかんで」と国民的意志表示を受けた、ぼんぼん首相に東淀川区の「空っぽの冷蔵庫」を見て欲しいと思う