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2017.11.20
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カテゴリ:カテゴリ未分類
  今 京都国立博物館では、開館百二十年を記念して、数多くの国宝の展観を開催している。招待チケットを頂きながら未だ出掛ける機会が無い。秋は本業以外の用事が次から次に舞い込み忙しそうに動き回っている。昨日は自分の事では無い頼み事で 宮川町・祇園東・祇園甲部とお天道様が空に居られる頃 歩き回った。

 美術館や博物館 百貨店画廊での展観には 頻繁とは言えぬが出来るだけ出掛ける様にしている。展示物の旧いモノを、極めて大雑把に分けると 遺物発掘品と言われるモノと 伝世 代々伝えられてきた物に分けられるかと思う。遺物発掘品と云うのは 其の物の時代判定が出来たら埋もれたその時から土や石の布団を被って寝ていたとばかり 寝付いたその時代があからさまに判るという部分が有る

 伝世の品というのは 概ね信仰の対象とか 大事に扱われる要件を備えていたから伝わって来たのだと思う。学術的価値は遺物発掘品に価値を認める人が有るが 名高い伝世のモノと云うのは、手許に置きたいという所有欲の様な事も有って 伝わっていく事が一つのドラマのように展開するのが数多く有る。
 最近は有名社寺の伝世 特に国指定の古文化財に付いて、伝わったオリジナルを公立の博物館とか美術館に寄託するケースが多いと聞く。写しと言われる模造 又 画像処理技術の進化で本物と見分けのつかないモノが出来ると コピーを並べて 本物は博物館の棚に陽の目見ずに眠り続ける。

 元々鎮座していた場所 寺院とか個人の自宅と云うのは 盗難とか火災に晒されている 古くは金閣寺放火事件 大原寂光院の火災も記憶にしかと残っている。 盗難や火災から伝世の文化財を少しでも 遠避けるという意味での博物館寄託は良い手段だとは思うのだが、伝世と云う言葉に拘るのなら、何処で伝わったのかという事にも思いを馳せる事が大事かと思う。何百年 形を変えずに残った事は、その場所に、後の世にも残るようにと先人の知恵の結晶として残った物 博物館館蔵が一番相応しい場所かと云うとほんの少し疑問を感じるのだ。

 日本に在る伝世の文化財の内 石造以外の紙とか木又合金で出来たものは、石造り ピラミッドやスフィンクスのように経年劣化に対する耐性が弱いように考える。特に紙とか布などの繊維製品などは、温度・湿度などに石造りのモノに比べて、過敏に反応するのではないかと考える。
 元々の伝世の場所 四季の気候の変化も含めた恒温・恒湿 季節ごとの曝涼と呼ばれる虫干しを兼ねた定期観察 こういう事を脈々と伝えての伝世と思うからだ。

 我々の先人たちが 讃仰し続けてきたオリジナルを、退役させてコピーに置き換えるのも、当座の処置なら納得できるが 其れが常態化すると有難味が無くなるようにも思う。
 単に防火・防犯上だけの館蔵なら 恒温・恒湿の処理はどの様にされているのか 伝世のその場所と同じ様な処理が出来ているとは思えない。人間本位の温度・湿度コントロールなら多分大きな影響が出てくる事だろう。
 素人の考える危惧は、思い過ごしかも知れないが 一寸気になったので書き記す。







Last updated  2017.11.20 10:02:13
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