カテゴリ:日々のスケッチ
アナーキーな話なんだけど。東京都議選、遠い出来事なんだけど
「6選中の自民党東京都連幹事長落選」なんてニュースにほくそ笑んでいる 顔も知らないし選挙の背景にも関係ないんだけど ひとつ、イビツになったヒエラルキーがリセットされると思うからかも知れない ムコウガワとコッチ側。昨日までコッチガワにいた人がはじめてムコウガワにいくことの意義は大きいと思う。国政の場でも、そんなことが雪崩のように起こるのか どこまでもフラットに、与えられた役割を果たし続けるのは至難の技だと思う 民意、は、示せるのだ でも、都議会では自民も民主も与党だったという。共産の人の視点からの意見。対決の様相として伝わってくる情報も、視点をズラスと同じ穴の狢だったのだ、と言うことがガラス張りになる 民意はカタチになるのだろうか 「可能性」に一票を投じた人が多かったのか、奈良でも無名の33歳が市長選を勝ち抜いている 「官僚たちの夏」なんでか昨日も見てしまったんだけど、佐藤浩市演じる通産省の権化が「イイと思って、家庭をほったらかしにして」作ってきた今の日本を、もし最高やん、と思っている人がいたとするなら官僚賛歌なんだけど、「こんな日本に誰がした」と思っている人から見れば「全く違う発展が選択できたのに」と、霞ヶ関のゴーマンさを如実に見せてくれているドラマに映る。頭のいい人たちが作った日本!? 日本のトップ企業がスポンサーについている。 原作は、官僚たちの夏 (新潮文庫) 城山三郎著 60年代の出来事、アッチガワの政争、今、蘇らせるその意味合いとはなんだろう プロデューサー、スポンサー、霞ヶ関、政治家、そしてメディアの思惑とは? 作り手の「ホントに伝えたいコト」ってなんなんだろう!? メイキングの裏側を覗いてみたい、そんな興味がフツフツと沸いてくる そこにあるのは、民意を読み違える人々の姿なのか しがない保身サラリーマンの姿なのか 多くの人が、チャンネルを替えようとしているその時に、60年代を振り返るアツサのドラマは、いったい何を伝えたい これから起こる政治ドラマ「予告編」はみなさんの頭の中でインサートがはじまっている。ドラマチックな出来事はさて、日本をどんな未来に繋げていくのか どんな国にしたいのか? 先進、成熟、腐敗国家の、その先の「幸せな暮らし」 ブータンとかスエーデンとかフィンランドとかが思い浮かぶんだけど、 「どんな国にしたいのか」そう考えるとき、世界の人は意外にも日本を思いうかべているのかも 幸せの、さらにムコウガワ、「ゴーマンマンゾク」の話じゃない、静かに人口を減らしていく国の物語 そんな話、誰か聞かせてくださいな にほんブログ村 写真:ホテルグランヴィア京都の地産地消試食メニュー 満願寺とうがらしのスープ。素材の味にプラスして、とうがらしを焦がした時の香りまでが配分されている。嫌みのない焦げ味。夏がサッパリと口の中に広がった 朝とった食材、うま味を損なわないように、手をどう尽くすかが料理人の知性 長生きのコツが夕刊に載っていた→朝日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/07/13 09:04:59 PM
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