味噌作り
もちつき大会のとき、餅まるめを手伝っていただいた老人クラブの人が、「昨日は味噌作りの講習会で…」と話しているのを聞いて…我が家の味噌作りも…。米麹、大豆、塩は揃いました。私の住んでいるところでは、30~40年ほど前まではどこの家でも自家用の味噌を造っていましたが、今はあまり聞かれなくなりました。それでも、まだ「もやし」(種麹)を使って米麹を作り、味噌作りしているところもあります。「今まで農協(JA)で買っていましたが、このあたりで使う人もなくなったので他の支店から取り寄せてもらって持ってきてもらいました」「お米を蒸して…もやし(種麹)をふりかけて…さらぬか(もみ殻)の中に入れて冷えんようにして…もう年を取ってきたのでなかなか動けんようになってきました…いつまでできますやろか…」つい先頃、そんな話を近所の人に聞いたばかりです。我が家では、米麹作りはまだ自分でやったことはありません。麹屋さんにお米を持っていって米麹を…いつも知り合いの人が行くときにいっしょに…。大豆は、田んぼの畦に植えているので、味噌作りの米と大豆は自給ということに…。今年の大豆は…田んぼの畦に植えているので、あぜ豆といっています…大豆の他、黒豆、茶豆を少しずつ…こんな光景もあまり見られなくなってきました。引いた豆の木をよく乾してから豆かち…箕を使って、豆がらと振り分けて…ふるいにかけたり、箕で風選したり…くず豆をより分けたり…味噌に使うまでに結構手間がかかります。今年はよく穫れて10キロほどありました。28日、味噌作り…1年分です。私の方はもっぱら見ているだけ…?米麹をよくもみほぐして…米麹、甘い味がします。少しとっておいて甘酒に…どぶろくもいいかも…塩と米麹をよく混ぜて…よく煮たので大豆もすっかり柔らかくなっています。豆はよくつぶして…今はフードプロセッサでやっています。以前はすり鉢やもちつきのうすでついたり、ミキサーにかけたり手間がかかっていました。もちつき器を使っているところも…。つぶした大豆と米麹とよく混ぜます。よく混ざりました…家人の「少し柔らかかったかも…」の声。私が「あめ(豆の煮汁)」を全部入れてしまったせい?空気を抜いて甕に入れて上に塩をふりかけて、夏が過ぎるまで熟成させれば食べ頃に…。