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カテゴリ:ベネルクスの旅日記
突然ですが、風俗街に行ってきました。ぽんカノも連れて。もちろん入店はしていません!アムステルダムの風俗街は「飾り窓地区」と呼ばれています。そこをうろついているのは性に飢えた男だけではありません。女性観光客、中国からのおじいちゃん団体、そしてLove Loveのカップルたちでごった返しています。ここは観光ガイドにも記載されている程の名所であり、僕も含めてそんな人達は、アムステルダムの裏の世界を興味深く見物するためにここを訪れるのです。
![]() ![]() 風俗街に建つ旧教会 なぜこんなところに神聖な教会が!? オランダは売春の合法国で、風俗営業が法律で認められています。売春宿には大きな窓が取り付けられていて、その上には赤いネオンが灯されいます。その大きな窓際では、下着姿の女性がセクシーポーズを取りながら客引きをしています。売春婦は窓越しに客と交渉し、値段も交渉によって、いや、男によっても変わってくるそうです。カッコ良い人は割安、ブサイクは激高ということもあるみたいです。 ![]() 飾り窓地区の景色:運河沿いの美しいカナルハウスが売春宿になっている ポイントは、どうしてもこんな男とはやりたくない時は、売春の拒否権が使えること。この夜、南米系の薄汚い男が、いろんな売春婦と交渉していたけど、次々と追い払われていました。いろんな男の交渉を見てきましたが、交渉成立は難しいようです。女性側にもそれなりのプライドがあるみたい。ちなみに、カーテンが閉まっているときは、只今お楽しみ中ということを意味します。 ![]() ![]() 路面には女性を触る男の手が 飾り窓地区の外れにある計量所 夜に行ったときは、アフリカ系や40歳ぐらいのおばちゃん、肥満女性などのマニア系の売春婦が結構いたことにビックリ。しかし、昼前にここを通りがかった時は、そのほとんどが若くて美人の女性でした。どのようやら、若い売春婦は見物人の多い夜を嫌がるみたいです。夜は心臓に毛の生えたベテランが相手をするように思えます。 ![]() 飾り窓地区から眺める聖ニコラス教会 飾り窓地区には「coffee shop」が多くあります。これは喫茶店ではありません!このcoffee shopは麻薬を売る店を意味し、喫茶店は「cafe」と呼ばれて区別されています(間違って入ったら大変)。オランダは麻薬も合法なんです。飾り窓地区は怪しい雰囲気を持つ一方で、その景色は意外にもオシャレなのが不思議です。神聖な教会ですら、この風俗街のど真ん中に建っているのも考え難いことです。 【おまけ】 アムステルダムのお土産を2つ紹介します。そのうちの1つはあまりにもそっくりに作られているので、画像処理をしました。これは陶器でできた塩入れで、いわゆる穴から塩が出てきます。これで料理に塩を降りかけろってことです。もう1つのお土産は、豚(♂♀)の塩・コショウ入れです。 ![]() ![]() ありふれたお土産に満足しない人には、こういうのがオススメかもしれません。市内のお土産物屋さんで手に入ります。こういうのをもらっても、人に見せられないのが悲しいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ぽんカノ☆さん
ぐちゃぐちゃになるまで画像処理をしたら、何が何だか分からなくなってしまうでしょ? (January 11, 2010 03:11:20 AM)
一般的に違法と思われていることが、合法な国って結構ありますよね。
香港も、香港のIDを持つものが行う個人営業に限り、売春は合法です。 企業としてや、組織的にやると違法です。 (January 11, 2010 03:22:14 AM)
レッドのコッカーさん
こんばんは。中国(香港)で売春が個人営業に限り合法とはビックリです。性犯罪では死刑が科せられることがある国なのに・・・。 麻薬も所持しているだけで死刑判決になる国があるというのに、オランダは意外と許容範囲が広いと実感しました。 (January 11, 2010 03:32:44 AM)
この飾り窓地区は行ってみたかったんです!
ですが、友達から一人で行くのは危険だと言われ、しぶしぶ諦めました。(笑) ここでもサンタさんの帽子なんですね!(爆!) それに、昼も夜も行かれたようで、それも面白かったです。^^ 女性に拒否権があるってこと、カッコいい男性だと割安になることも非常に興味深いこと。 オランダって面白い国ですね~。^^ そういえば、オランダといえば、「愛煙家のための終身年金」の話題が少し前にありましたよね。 平均余命が短いことを理由に、喫煙者への年金支払額を割り増しするというものだったかな。 思いもよらないユニークな発想が飛び出す国ですよね。^^ (January 11, 2010 09:39:53 AM)
教会の眺めも最高です♪
しかしまあ、路面のレリーフはモモマロ好みですぞ♪他のバージョンはなかったのかしら(*^ω^*) とある本で読みましたが、ヨーロッパのどこかの国の売春婦は、自分たちで組織を作って自分たちを守り合い、生き抜いているそうです。 日本のそれと違い、生業として女性たちが生きるために強く合理的にシステムとしてきちんと「仕事」にしてるんだな~と感じましたが 売春の拒否権というのをこの記事で知り、その事を思い出しました。 フランスのモンマルトルの岡の近くにある風俗街に間違えて足を踏み入れたときは本当ドギマギしました… (January 11, 2010 11:00:22 PM)
picchukoさん
こんばんは。飾り窓地区の一人歩きですが、夜8時ごろまでは観光客の通りが非常に多ので、大丈夫だとは思います。ただし、人通りの多い運河沿いの道を歩くべきです。薄暗い路地に入ると、怪しさが増すので、避けた方がいいと思います。 飾り窓地区についていろいろと調べましたが、交渉次第で値段も変わってくるそうで、どうしても受け付けられない男は追い払うのです。防犯ブザーも付いていて、警報が鳴ると警察が飛んでくるシステムになっているようです。日本とは異なり、警察に保護されていというシステムも興味深いところです。 彼らの発想は、おっしゃるとおりで、ユニークで知的だと思います。英語がほとんどの人に通じることからも、教養の高さも伺えます。 (January 12, 2010 12:05:30 AM)
。・*モモマロ*・。さん
こんばんは。風俗街と言っても、お洒落でこざっぱりした環境にあり、人通りが多くて、観光客も安心して足を踏み入れることのできる環境になっています(夜更けは避けるべきですが・・・)。 路面のレリーフ意外にも、いろんなモニュメントがあるようです。例えば、ある形をした噴水があるそうですが、見つけられませんでした。 モモマロさんもご指摘されているように、女性側はプライドをもって仕事をしている様子が伺えます。彼女達は相手を選ぶ権利があり、受け付けたくない場合は遠慮なく拒否できることです。 そして、悪質な変質者が現れた場合は、防犯ベルを鳴らし、警察に捕まえてもらうシステムになっているようです。 (January 12, 2010 12:22:02 AM) |