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カテゴリ:ベネルクスの旅日記
漁村から路線バスに乗り、薄暗くなった田舎町の景色を見ていると、いつの間にやら居眠りをしてしまいました。長いバス旅を終え、アムステルダム中央駅に戻ってきました。この時、辺りはすでに陽が落ちて真っ暗になっていて、背後には眩しいほどにライトアップされた中央駅の姿がありました。 厨房から和風のハッピを身に付けた店員さんが出てきて、我々の姿を見て少し気まずい顔をしました。それもそのはずで、本物のネイティヴ・ジャパニーズが来てしまったからです。日本語ができるかと尋ねると、日本語を話せないとのこと。見た感じでは、ベトナム人のようにも見えますが、国籍は分かりません。どのようやら母娘で経営をしているようです。 肝心の鶏肉の鉄板焼と餃子は美味しかったです。ほんのわずかな時間であったものの、日本を長く離れている我々にとっては、故国日本の雰囲気がちょっぴり味わえて、感慨に浸る時間でもありました。今では、ぽんカノとの会話で、笑い話として度々登場する不朽の名店となりました。 ま、こんな感じで夕食を終え、ホテルに帰りました。翌朝、国際列車に乗ってオランダを脱出し、ベルギーの首都ブリュッセルへ旅立ちます。この旅の続きは、次回に書きたいと思います。 寿司屋にトムヤンクンがあるのは何故ですか!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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だし抜きの味噌汁、私も経験があります。
最初にだし入りの味噌を使うと、だしの存在に気づかないんだと思います。 自分で食べれば分かると思うのですが・・・。 (March 4, 2010 12:07:12 PM)
うどんのだしに困ったときは、味噌入れてます。もちろんだし入り。
(March 4, 2010 07:08:49 PM)
レッドのコッカーさん
だしが旨いと感じるのは日本人の特権かもしれませんね。ある西洋人にとっては、だしが魚臭くていやだという人もいますから。 しかし、味噌汁にだしを入れないと、それは単なる味噌湯になってしまいます。レストランで和食を提供する以上、もっと料理の勉強をするべきですね。 (March 4, 2010 07:27:56 PM)
日本人じゃない東洋人がやってる日本食レストランってけっこうありますよ。味が本格的かどうかはさておき、なんとなく日本食に似たような味を低価格で食べられる、という利点はありますね。日本人がやってる日本食レストランは何せ、高いんですもん。
(March 5, 2010 06:31:35 AM)
水泳ネコさん
ご指摘の日本人がやっている和食店ですが、どいつのデユッセルドルフの和食店のいくつかは高料金ながら、あまり美味しくないようです。日本で営業したら、お客は入らないだろうと言う店もあります。あんな不味い和食を提供して、和食のイメージをぶっ壊すなら、日本料理店としての営業を控えてもらいたいと思う日本人も多いはずです。 (March 5, 2010 05:54:38 PM)
楽しい思い出が増えましたね!
いやぁ~、しっかり笑わせて戴きましたよ。 一体、なにを思って日本料理店をやっているのかしら??? ぽんすけさんの街のお寿司屋さんのトムヤンクンも気になりますね。(笑) 実は、お寿司よりもそっちの方がメインで美味しかったりして・・・。 私もペルーで日本料理屋さんに入って、韓国人らしき店主さんの不味い親子どんぶりを食べたことを思い出しました。(><) それも、今では懐かしくいい思い出です。^^ (March 6, 2010 09:39:41 PM)
picchukoさん
こんばんは。 おそらく、イメージで作った日本料理ってことでしょうね。特に市販のレシピを参考にした様子もなく・・・。 お寿司屋さんのメニューにトムヤンクンが書かれていたのには、ぶったまげましたよ!日本食は高級料理という印象がヨーロッパにあり、簡単に金が稼げるという先入観から、異国の素人が和食店を営業している状況が見受けられます。 (March 9, 2010 07:07:15 AM) |