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テーマ:今日の出来事(287552)
カテゴリ:お出かけネタ
今年で2回目の開催となる『岡崎ジャズストリート2007』を見物に出かけた。
岡崎市内の18の会場を舞台に、各50分のライブをそれぞれ4回ずつ行うもので、 地元ミュージシャンはもちろん、結構メジャーな人たちも集まってきていた。 私も3会場に足を運んでライブを堪能したのだが、 会場といっても、いわゆるライブハウスのような所がそんなに有るわけはない。 中には銀行や企業とか、お寺のような所なども会場として組み込まれていて、スタッフの苦労の跡が窺える。 私が観た中にも、保険会社や証券会社が会場になったライブがあったが、 いずれも普段は大会議室として使用されてるであろう、大きな部屋にパイプいすを並べただけの、 即席のライブ会場だ。 まあ贅沢は言えないが、そもそも「会議室」なだけに、普通の蛍光灯の下での演奏だ。 無理は承知の上だが、もう少々照明に工夫があれば尚良かったと思うが......。 それでもPAさんがよく頑張ってくれたせいか、そういった会場の割には音響的にはまずまずだった様に思う。 もちろんミュージシャンの皆さんが、最高の演奏を聴かせてくれたことは言うまでもないが。 会場的にいえば、最も面白かったのが、岡崎公園内にある「能楽堂」、ここでのライブだ。 とことん「和」のテイストの中で演奏されるジャズというのも、 一見ミスマッチ風だがなかなかしっくりいくのだ。 そういえば京都には、酒蔵に少々手を加えてそのまま使っているライブハウスもあるからね。 そしてこの能楽堂はオープンエアーの会場で、言ってみれば「野外ステージ」だ。 少々ひんやりとしてきた空気も肌に気持ちいいし、音の突き抜ける感覚も良い。 (演奏中の撮影は禁止されていたので、ライブが終わった後の会場の様子を参考までに撮っておいた) ところでこの能楽堂で私が観ていたのは、清水ひろみさんという女性ヴォーカリストのライブだが、 この方は、いつもこのブログにコメントを下さっている穣美さんの、ヴォーカルの先生なのだそうだ。 以前穣美さんから、是非ナマで聴いてみてくださいと言われていたのが実現した。 CDで聴くよりもずっと張りのある、キュートな歌声で、 バックの演奏とも自然に溶け合っていたのがとても印象的だった。 仕事の都合で遅くまで居ることが出来なかったので、 結局3会場をバタバタと駆けずり回っただけで終わってしまった。 もうちょっと足を伸ばせば、ストリートライブなどをやっているエリアもあったみたいだが、 ビールでも飲みながら散歩気分でそういった中をブラブラするだけでも、それなりに楽しめたことだろう。 こういうイベントは経費も掛かるし、スタッフの確保も大変だろうから、運営には何かと難しい面も多いかとは思うが、 一般の方々が気軽に音楽に親しむ機会として続いていけばいいと思うし、 ひいてはそういう気運が我が町でも起こってくればうれしい限りだ (岡崎まで行くのはちょっと遠いからね)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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