686387 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

リカーマンが行く!!

リカーマンが行く!!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

カテゴリ

お気に入りブログ

市場の決定で、業績… ITおやじ岩崎さん

時々酔っ払っていま… 四日市のパウエルさん
弥な屋の茶の間 yana1951さん
特許屋 の    … 特許屋さん
知能販のプロになれ! Taizo16さん

コメント新着

特許屋@ Re[2]:クリスマスソング(12/20) リカーマン1号さんへ  また時々 見に…
リカーマン1号@ Re[1]:クリスマスソング(12/20) 特許屋さんへ お久しぶりです。 ご返事が…
特許屋@ Re:クリスマスソング(12/20) 無茶苦茶 久しぶりに 楽天ブログ(楽天…
ハンサムクン3714@ Re:稼ぎ方改革(02/07) はじめまして。勝手に訪問させて頂いて、…
リカーマン1号@ Re[3]:空気を変えていかなければ(11/28) もちろんそういう意図は毛頭ありませんが…

バックナンバー

フリーページ

2011年09月05日
XML
カテゴリ:お酒の話
もうすぐ「ひやおろし」の季節がやってくる。

ひやおろしが日本酒業界の看板商品として認知されるようになって、どれくらい経つだろうか。
その間我々は躍起になって、ひやおろしをアピールし続けてきたが、
最近ちょっとした違和感を感じるときがあるのだ。
いや、「違和感」と言ってしまうとちょっと違う、単に私の勘違いでもあるんだろうから。



「ひやおろし」という酒はどういうものか、今一度説明すると、

   「冬の間に仕込んで搾った新酒を、夏の間蔵のタンクの中で熟成させ、
   秋になって外気温が酒の温度と同じくらいになり、
   旨味が乗ってきた頃を見計らって瓶詰めするお酒」


といったところが一般的な解釈だと思う。

私もこの解釈に沿ってお客さんにその都度説明をしてきたが、
どうしても「熟成」とか「旨味が乗った」というキーワードに重点が行ってしまうきらいがあった。
実際に今まで私が気に入って品揃えした「ひやおろし」というのが、押しなべて熟成感があり、
お燗に向いていたりするものがほとんどなので、どうしてもそうなってしまうのだ。


ただここで注意しなければならないのは、「ひやおろし」と同じスペックで仕込んだ“通常商品”の方は、
ひやおろしよりもさらに熟成期間を長く設けているので、熟成度合でいえばむしろ
「ひやおろし」の方が軽めになる。

ちょっと説明が分かりにくくなってしまったが、例えて言えば「新酒」が「AKB48」だとすると、
「ひやおろし」は「吉瀬美智子」、「通常商品」は「木村多江」あたりだろうか。

要は「ひやおろし」は「通常商品」に比べて若々しいはずなのに、
説明上どうしても「熟成している」ことに言及してしまうわけだ。
そこにひとつのパラドックスが生まれてしまう。


しかし考えてみれば、昔は「しぼりたて新酒」の市販酒なんてなかったわけだから、
「ひやおろし」がその年の「新酒第1号」だったわけだ。
だから昔の人は「ひやおろし」をことのほか珍重したのだ。
言ってみれば、「ボージョレ・ヌーヴォー」みたいなものだな。

よし、決まった!
今年からのキャッチフレーズは、「日本酒のヌーヴォー」で行こう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年09月06日 17時22分46秒
コメント(2) | コメントを書く
[お酒の話] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.