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テーマ:たわごと(26810)
カテゴリ:身の周りの日常
先日某ショッピングセンターに、靴を買いに行った。
ところで私が仕事の時に履いている靴だが、若い頃はジーンズを愛用していたので、 当然の如くスニーカーだった。 それが今は、主にスラックスやチノパンのようなものが主体になってきたので、 スニーカーでは不釣合いだ。 いろいろ考えて最近は、ビジネスシューズとしても兼用できそうな、 ウォーキングシューズを愛用している。 まあそれはさておき、そのショッピングセンターの靴売り場でいろいろと物色した私は、 店員に試着の許可を求めた。 履いてみると、まあまあピッタリと収まる感じだったので、そのサイズにしようと思ったところ、 店員がこう言った。 「でも紐を上まで結ぶときつくなるので、もうひとつ上のサイズでもいいかもしれませんね」 そして、一番上の紐穴が開けたままになっているわたしの足下を指差した。 「いや、こんな上まで普段結びませんよ」 こう言いながら、私はハッとした。 そうか、自分ではやってないが、普通は一番上の穴まで紐を通すものなのか!? でもそれでは着脱の時に、いちいち紐を結んだり解いたりしなければいけないではないか! そんな面倒臭いことをみんなやっているのか? 今さらながら靴の世界の常識(?)に気付いた私の心を読み取ったように、店員は言った。 「本当は多少ご面倒でも、キッチリ上まで結んだほうが、足がより固定されて歩きやすいんですよ」 なるほど、そういうことなのか。 この歳になるまで、靴の紐穴の一番上は空けておくものだ、と信じて疑ってなかった私に、 世間の常識を教えてくれた店員氏に感謝しなくてはいけない。 しかしながらそれでも私は店員のアドバイスに背き、やっぱり始めに選んだ方を購入した。 何せ一日の靴の着脱回数に関しては、おそらく他の仕事よりも比較的多いであろう 私の個人的事情が、そうさせたのだ。 参考までに、何故そんなに私は靴の着脱が多いか、といえば、 配達の折に商品を納める場所が必ずしも土間ばかりではなく、 時には座敷に上がったりということも多いからなのだ。 そんなときにいちいち紐を解いたり締めたりなどしていたら、仕事にならないのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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