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2012年03月13日
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カテゴリ:業界ネタ
宮崎県は霧島酒造というところで造っている焼酎で、『赤霧島』という商品がある。
通称“アカキリ”と呼ばれているもので、焼酎を飲まれる方なら、
おそらく一度はこの名を耳にしたことがあると思う。
この『赤霧島』だが通年商品ではなく、春と秋の年に2回限りしか出荷されない限定商品だ。

ところがこの『赤霧島』、大手メーカーの商品にしては珍しく、不思議と人気が高い。
人気が人気を呼んで、すぐに品薄になることも影響しているのだろうが、
普通にプレミアが付く商品になってしまっている(そのあたりの顛末は、以前のブログにも書いた)。

出荷直後はさすがにどこも定価に近い価格で売っているものの、
しばらくして市場から商品がなくなってくると、次第にプレミア価格が顔を出し始める。
そして最終的には、定価の倍以上の値が相場となる。

私自身はこういう状況を快く思わないので、ウチの店に来られるお客さんに対しては、
そのカラクリを解説して、理解を求めてきた。
しかしここへきて、聞く側の方々の意識に、次第に変化が生じてきたのを、
肌で感じるようになってきた。

以前だったら私の説明に対し、「へぇ~、そうなの!?」という驚きとともに、
「それはとんでもないね~」といった侮蔑感をあらわにする方が多かったように思う。
ところが最近では、そういったプレミアが付くカラクリ自体が知れ渡ってきたからか、
「しょうがないよね」と半ば容認するような方が増えてきたように思う。

それどころか件の『赤霧島』に至っては、
「プレミアが付いている状態が通常価格で、年2回の出荷時期は“安く買える”チャンス」
という捉え方までされる有様だ。
ここまで来るともはや、プレミア価格がどうの、という意識の次元ではなくなっている。

プレミアを付けて売っている業者に言わせれば、「価格は市場が決める。それが資本主義だ」そうだ。
その理念そのものは否定しないが、ことこの業界において、
希少性に対して余分なおカネを取るということは、個人的には賛同しがたい。

ただ私の考え方は、もはや時代の中で取り残されつつあるのかもしれない。
「知ってるよ。プレミアついて高くなってんでしょ。でもそれで納得して買うからいいじゃない」
そんな風に言われたこともあった。

所詮は高いおカネを出して買うのもその人の勝手だから、別にどうでもいいのだが、
そういう人たちから見たら私のようなことを言う存在は、いったいどう映っているのだろう?
ちょっと気になった。





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最終更新日  2012年03月14日 01時01分30秒
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