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カテゴリ:スポーツの話
札幌ドームで野球観戦中にファウルボールを眼に受けて失明した女性が、日本ハムファイターズに
損害賠償を請求した裁判で、札幌地裁は4190万円の支払いを命じる判決を下した。 これを聞いて一瞬「マジかよ!?」と思った。 断っておくが、この女性が訴訟を起こしたこと自体は否定するつもりはない。 彼女の身に降りかかった災難を思えば、何らかの行動を起こしたいという気持ちは理解できる。 しかしこの判決はちょっと想定外だった。 確か観戦チケットにも謳われていると思うが、観戦中のファウルボールによる怪我については、 どこの球団もその責は負わない、というのが共通認識になっていると理解している。 怪我をされた方にはお気の毒だが、こういうことも起こりうるという前提での観戦だと思う。 つまり、酷な言い方になるが、その方の不注意、もしくは運が悪かったとしか言いようがない。 しかし司法は、「今後こういうことが起こらないように」という注意を促した。 そうなると各球団は一斉に萎縮を始めるだろう。 内野フェンスは今以上に高くされ、もしかしたら外野にもフェンスが付くかもしれない。 まあ言ってみれば、檻の中でする野球を観戦するようなものだ。 そんなもん、誰が見に来るというのか。 観戦リスクを理解できない人には、球場に来ないでもらいたい、というのは暴言だろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月27日 00時57分23秒
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