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カテゴリ:音楽の話
以前のブログで使い物にならないCDラジカセのことを書いた折、
現在わが家で音楽を聴く手段がレコードプレーヤーしか無いということに触れた。 (正確に言えばパソコンでCDを再生することは出来るが、それは音楽を聴く姿勢としては 私の本意ではないので、変なところにこだわるようだがあえてカウントしていない。) このレコードプレーヤーはもうかれこれ10年以上も前に購入したものだが、 最初のうちこそ気が付いてなかったものの、ある時期から違和感を覚えていた。 どうもピッチが速いような気がしたのだ。 ただそうこうしているうちに、オーディオのある部屋がムスメの部屋になってしまい、 そのためレコードを聴く機会がほとんど無くなってしまったまま、数年が経過した。 そしてこの春、何年か振りにオーディオが我が居室に戻って来たのだが、 永年の違和感の正体を突き止めるべく、あることを実行した。 それぞれ異なるレコード盤の曲を3曲ほど実際にかけてみて、 その時間をストップウォッチで測り、ライナーノーツに記載されている時間と比較した。 そうしたら案の定、3曲とも実測した時間の方が短かったのだ。 どれもライナーノーツに記載されている者に比べて、ほぼ95%しかなかった。 つまり5分=300秒の曲だと、15秒早く終わっていたということになる。 分からないといえば分らないが、かつて擦り切れるほど何度も聴いたものなら、 肌感覚で違和感を感じる、そんな誤差だ。 とりあえずメーカーのサポートセンターに電話をしてみた。 電話に出た担当者によると、それはままあることらしい。 私も詳しいことはよく分からないが、かつて日本が「50ヘルツ」と「60ヘルツ」の ふたつの周波数帯にに二分されていて、異なる地域では切り替えが必要にだったのが、 ある時期からすべての家電が共通仕様のものになっていった。 ただその名残がヘンなところに残っていることがあり、今回のケースも正にそれだという。 これを修正するには、メーカーに修理に出せば簡単に直るとのこと。 で、それにいくら掛かるのか、というのを訊いたところ... 「1万円くらいじゃないでしょうか」 いや、このプレーヤー、そもそも12,800円で買ったものなんですけど....(^_^;) というわけで違和感は辛抱することにした。 もっとも、そもそも安物だったことがいけなかったのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年07月19日 22時33分18秒
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